本作のテーマを通底しているのは「家」という概念である。
これは時代劇においてはよく見られることで、特に目新しいわけではなかったが、現代の日本人にもまだ抜き難く存在している点を顧みると、主人公の武田…
『歴史が超好きなあなたへ』
大好きな金子監督作ということでみるも、バリバリの歴史物の壁は高かった。
これは見る人を選ぶ。本当に歴史が好きな人、武田家が好きな人なら5点満点になるんじゃないか。
かなり…
武田信玄の死の直前から物語が始まり、そこからの武田信虎の晩年を描いた作品。
エピソードや人物描写などは甲陽軍鑑ベースであり、勝頼派の人物が奸臣のように描かれている(現在主流の歴史的認識とは違う)のは…
記録
武田信虎が主人公という渋い設定
信玄公の父で追放された事は知ってたが、その後の事は何も知らなかった人物
悪名高い人物のイメージだったが、そんな人が武田の家名を残す為に行動を起こす
マイナーな人…
黒澤明監督の時代劇を彷彿させるノスタルジー感あふれる仕掛けが、いっぱいでした。
監督は、平成ガメラ3部作を手がけた金子修介氏。戦国武将・武田信玄に追放された父・信虎の物語ですが、高齢化社会の現代に…
信虎。誰もが知る武田信玄公…の父上、武田信虎のこと。武田信玄の生涯史において「1541年、晴信(後の信玄)は父信虎を甲斐から追放し家督を相続したー」という冒頭一節で紹介され、その後信玄が没するまで余…
>>続きを読む武田信玄の父・信虎を主人公に据えるという、なかなかユニークな視点の歴史モノ。
歴史の王道を正面から描く大作も好きだけど、こういう視点の作品も新鮮で興味が湧く。
それに、この映画、つくり手の方々の…
ミヤオビピクチャーズ