社会から笑われ、蔑まされ、侮辱されるサーカス団。明日の食べるものも、着るものもなく、いわゆる普通の、静かで安定した生活と比べると、どうしても自分たちが惨めな気持ちになってくる。
話が進むにつれて、…
笑られること、笑わすこと、定着してしまったイメージで周りの人が鈍感になってしまうこと。あのとき悲しかったのにヘラヘラして周りが笑っていたこと、あのとき真剣に怒っていたのに周りのは笑劇にしかうつらなか…
>>続きを読む街から街へ巡業する困窮のサーカス団の悲哀。
冒頭の回想シーン。こんなことがありました話から容赦なく。
あんたの奥さんが兵隊とハダカで海で遊んでる、それを聞いて駆けつけた道化師のバタバタをゲラゲラ…
サーカス一座の幌馬車。道化師が団長に、昔ほかのサーカス団で起きた怪事件の話をする。町に到着する。そして道化師が夢の話をする。ベルイマンは、しばしばシュールなシーンを挿入するが、夢のシーンがこれほど多…
>>続きを読む#道化師の夜
巡業サーカス団の団長が長年の旅生活に疲弊し、拠り所を求めるも、これでもかと屈辱にまみれる辛辣なお話。
ストーリー的な面白さは弱いけれど、鏡を使った演出の良さ、「不良少女モニカ」に続い…
この映画のよくないところはBGMがダサいところ
BGMがなかったら良いのにってシーンが多すぎるし、曲自体も昔の映画用フリー音源みたいに感じてダサい
あと全体のストーリーも酷くはないけど、他のベルイマ…