海炭市叙景の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『海炭市叙景』に投稿された感想・評価

シネマアイリス製作の函館映画を見ようキャンペーンその四。
これは非常にすばらしい函館映画。シンプルに映画としての語り方がカッコええ…。

函館三部作の中で一番好きだった。そして近藤龍人さんやはり好き、この映画の中には忘れられない景色がある、そういうものを撮る人だと改めて実感する。ストーリーは余韻までも余韻こそが味わい深いというか、役者…

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soken
3.0
陰鬱
だがそれがいい
函館三部作はおもろいわ
しかしあがた森魚続くな


佐藤泰志の同名小説が原作です。

両側を海に挟まれた砂洲の街「海炭市」が舞台。

佐藤泰志の生まれ故郷の函館がモデルの街になります。

今作では、北海道の中都市で生きる名もなき人たちの小さな物語が…

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オーバーフェンス同様、何かいいんですよね

どの話も淡々としていながらとても重く、息苦しい。
そして、どの話もわかりやすい終りを迎えない。
どんよりとした日常は、決して姿を変えず、物語が終わってもなお、どんよりとしたまま続く。
その、後に引く…

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po
3.6

函館三部作の中でも一際暗い。
観光客で賑わうレンガ倉庫街や、函館山から見下ろす100万ドルの夜景の煌めきの陰で行き詰まった人たちの営みがあって、それは救いようもないほどに朽ちているのだけど、それでも…

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『人生は苦しみと絶望の連続である』って言葉思い出しちゃう映画だけど良かった。鑑賞後すぐに原作も読んだ。時を選ぶと思うけどまた観たい。
函館三部作の中で一番好き。

冬の函館はどことなく切なさを感じる。
2023/07/16 第七藝術劇場

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