原作は芥川賞受賞作家の平野啓一郎。
氏の唱える「分人主義」を踏まえて観るとより面白い。
分人主義とは、人間の有り様は接する相手によって変わるものであり、“本当の自分”という絶対的なものはないとする考…
娘の名前を具体的な花の名前にしなかったのは、名前なんて関係なく花は素敵だからかな。ロミオとジュリエットの「名前って何?バラの名前を変えてみても、美しい香りはそのまま」てところから取ったのかなと思った…
>>続きを読むミステリーみたいだけど、そうではないかんじが面白かった。戸籍を変えてまで人生をやり直した原誠は死ぬ直前の数年間は幸せを感じてればよかったな。
ラストの城戸のバーでのシーンは意味深で、捉え方は色々ある…
1週間以上前に見た映画なのでおおまかな印象と少しのシーンしか覚えていないが、どんな映画かを話す時にはむじろちょうどいい情報量かもしれない。そう思って、今日はある男というタイトルの意味と裏テーマの面白…
>>続きを読む「ある男」製作委員会