戦争映画というより、父になれない男を描いた作品
主人公は亡くなった新父の代わりに、娘の欲するもの(乗馬の体験・ドローン)を与えていた。
そこに娘の傷みや孤独の共感はあったのだろうか?
鳩の埋葬…
ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督作品同時公開の2作目。
前作の「アトランティス」と同様に、1シーン1カットの方式はそのままに、2014年の頃が描かれる物語ですが、前作より1カットで描くことの…
映画館で観れてよかった
ワンカットが長くBGMも台詞も無いシーンは特に引き込まれる
レコードのお手入れシーンすごく好き
あと印象残ったのがロシア人が「死んだのか?」「本当か?」って聞くのがなん…
本編に入った直後からエンドロールに至るまでのあいだ、息つく暇もないほど終始“One Perfect Shot”の連続だった。
鳥肌が立ちっぱなしの映画は、一年のうちにニ、三本あるかどうか、もっと究…
目を逸らすことが許されない無慈悲なロングテイクのなか、淡々と繰り広げられる暴力にとてつもない恐怖を感じた。映画の中の暴力表現について、今後の見方を変えてしまうような強烈な体験だった。
肉体と魂を別の…
人間のもっとも醜悪な行為である戦争をテーマにしつつ、この監督は人間の優しさを信じている。たぶん現状で、ウクライナにこういった人間の機微を見据えた映画が登場するのは、とても善い出来事だと感じた。
映…
予告にも出てくるが映画は窓の向こうでペイントボールを使って遊ぶ子供達を見守る主人公のシーンから始まる。
窓の向こうの模擬的な戦争から始まるのだ。
印象的なオープニングから監督の持ち味である1シー…
『ウクライナ映画人支援緊急企画:ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督作品上映会』
その跡は、消してもしっかりと浮かび上がる。
見終わって映画館を出て、駅までの道を歩いていると耳に入る酔っ払いの明るい…
©Arsenal Films, ForeFilms