塩田明彦の本流はフィルムノワール。中でも今回はファムファタルもので音楽青春映画でもある。個人的には『さよならくちびる』よりも見る『映画術』って気がした。決して中が映されないあの小屋は全編にわたって不…
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前情報なしに観たら、思いがけずファム・ファタールな映画で、登場人物に一切共感できないことも相まって、なかなか厭な気持ちになり、好きか嫌いかと問われたら、嫌いな映画と答えてしまいそうですが笑 それもこ…
>>続きを読む野暮を承知で言うと、青春音楽映画に百合とファムファタール要素を混ぜ込んでぶっかけたような作品だった。
とにかく青春映画でありがちな展開かと思いきや、斜め上の角度で裏切ってくる。
『害虫』『月光の囁き…
麻希と、麻希に陶酔していく由希が周囲に様々な影響を与えていく様子が、主人公・由希を中心に描かれていきます。
かなり曖昧な表現が多様なされていたり、全てを見せない・語らない演出により、個人的に理解や共…
監督と窪塚愛流くんのトークイベント回にて
麻希をファムファタールと呼ぶにはキャラが弱いから、由希が麻希に固執する理由がイマイチ落ちないし、全ての展開が救われない。
ただただ愛流くんのお顔の小ささ…
よかった!
前作同様、かなりこそばゆいし、映画のリズムを担保している要素が、ものすごく作為的な反復とか動線のコントロールだし、何より台詞をはじめとするあらゆるセンスがオッサン臭すぎる(基本的にはまぁ…
面白かった。
予想をわずかにズラしていく展開が上手いし、夕暮れの海辺シーンは美しいし、破滅型の人物造形も面白い。
役者の力量はあまり高くなくて、特に男子高校生役は音域が狭くてなんだかな、という部…
とりあえず若い女性に制服着せてエモを演出しないでくれ!!!着せるなら着せるでもっとリアリティを出してくれ、制服をおじさんの考えるJKファンタジーの材料にしないでくれ!!!映画だから当たり前ですが、あ…
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