アウトサイダーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『アウトサイダー』に投稿された感想・評価

SMUR
4.0
社会に馴染めなくて、それでもでっけえ夢を追う全ての人へ捧げる鏡(お前こんな風に見られてんだよ!ギャハハハハハハ!
20代頃の友達達は今何してるんだろ

タルベーラだから観た

やたら既視感のある内容。観てはいられるけどダラダラ感はあって退屈ではあった。

1981年、ハンガリー、ドラマ。

音楽家の20代の青年アンドラーシュ。精神病院でバイオリンを弾く腕は良いが、患者との飲酒がバレて即刻クビに。その後、恋人のカタと結婚するが、仕事から仕事を渡り歩き、…

>>続きを読む

タル・ベーラ監督『アウトサイダー』(1981)

生活に細やかなメロディをー

常に「どう生きていくか」を問われる中で音楽が"こうであるべき"という物差しを融解するように鳴らされる。

カメラ(或い…

>>続きを読む
Juzo
4.7

のちの『ダムネーション』『ヴェルクマイスターハーモニー』『ニーチェの馬』といった、黙示録的・哲学的な作品群への過渡期。
社会派から形而上学へ
『アウトサイダー』には、まだタル・ベーラの人間への信頼が…

>>続きを読む
Shinya
4.6

タルベーラ監督の初期作品。
社会と上手く適合出来ないミュージシャンを描いたこの作品は、引きの画が少なく手持ちカメラでドキュメンタリチックに撮られている。当時のハンガリーの雰囲気と人々の哀愁がフレーム…

>>続きを読む
3.0
社会に対してのフツフツとしたものを感じられたのは良かったんだけど、音楽もカメラワークもあまり合わず…
Shoko
3.3

〖アウトサイダー〗〔1981/ハンガリー/128min〕



『精神科病院で働くアンドラーシュは、バイオリンの見事な演奏を患者に聞かせていた。そんななか、彼は自分の子を産んだばかりのアンナ…

>>続きを読む
pino
3.5

見覚えのある地獄。
過去未来現実さえ見ずに、何となく流されている芸術至上主義、そして月並みの現実を求める女という変わらない人間達。
終始閉塞感のあるアングル、当時のハンガリーの社会的背景もあいまって…

>>続きを読む
タルベーラはモノクロだけ撮ってりゃいいってのを本作で痛感した。
まぁ私がタルベーラという監督に求めているものと本作で描かれているものがたまたま合致しなかっただけだろう。

あなたにおすすめの記事