本作は、少女エストレリャの回想で描かれる父と娘の静かな物語です。スペイン北部の「かもめの家」で暮らす日々の中、寡黙な父とその故郷である“南”という響きに、彼女は淡い憧れを抱いて育ちます。やがて父は過…
>>続きを読む父と娘の話。
父の振り子、屋根裏の実験、霊力。序盤は怪しげな雰囲気があったけど、内戦前後で父と祖父との関係性が逆転し、父親は監獄へ行ったような話がある。父親はあまり感情を表に出さない人だなと見てたけ…
ビクトルエリセ監督作品。
「ミツバチのささやき」をだいぶ前に観て、良さをそこまで理解できなかった以来のエリセ作品。
追憶、回想の映画として、構成がとても美しかった。自分は構成がシンプルで美しい映画…
【ネクストピース(Mark5,000↑/スコア4.0↑)】8️⃣2️⃣
【監督】ビクトル・エリセ
『ミツバチのささやき』1001
『エル・スール』🈁
『瞳をとじて』🍊
エルスール = 南へ
やは…
スペイン内戦後、南の故郷を捨てて北の地へ移り住んだ父の姿をその娘の目を通して描く。
スペイン内戦やかつての恋人を巡る苦い過去が明らかになるにつれて、かつては尊敬すべき父親であったアグスティンの印象…
パパの振り子
かもめの家
初聖体拝領
”時間とは 容赦のないものですね 歳はとっても 今でも 夜は怖くなります”
「私は ある日 家の中の重苦しい空気に 抗議するために ベッドの下に隠れる…
結果的にかなり好きな映画の一つになったと思う。『ミツバチのささやき』は結局スペイン内戦後のフランコ政権の「抑圧的な空気感そのもの」なので、その時代のスペイン人にしか理解し得ないという意味では、3.1…
>>続きを読む1983年”El sur”。スペイン。語り手エストレーリャから見た父アグスティンは謎が多い人物。スペイン内戦の前は南に住んでいたらしい。父と意見対立、フランコ政権への支持姿勢か。北、国境近い地域で医…
>>続きを読む(C) 2005 Video Mercury Films S.A.