ふじこさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

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ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

3.1

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ドラマ[ ツイン・ピークス ]の前日譚。ドラマ冒頭で死体として登場するローラ・パーマーがどのようにして死亡するに至ったかを描く映画。

正直に言ってデヴィット・リンチが苦手。なんだかよく分からない示唆
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フランス組曲(2015年製作の映画)

3.4

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前情報なしに視聴。

1940年、第二次世界大戦下のフランスの小さな町。
小作人を抱える裕福な家に嫁いたリュシルは、出征した夫を待ちながら義母と2人で暮らしている。
そこにドイツ軍がやってきて、町の人
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

3.1

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レジスタンスからのレボリューション。ぱっと見どっちが先だか分かり辛いけど完結編。

前作ラストで帰ってきた洗脳されたピータと、遂に本格的に反乱を始めたレジスタンスのお話。
正直やや惰性で観てしまってる
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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

3.3

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ファイナルと言う名の3作目。次の4作目で完結。

これまでの2度のハンガー・ゲームを通じ、すっかり反乱のアイコンと化してしまったカットニスをメインに、各地区のその後と反乱軍、政府に囚われてしまったピー
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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

3.5

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前作からの続き。
1にて、半ばゲーム自体を脅す形で勝利を得たカットニスとピータ。
ゲームを勝ち抜いた勝者として各地区を凱旋するものの、何時しか国家に対する反体制の象徴として持ち上げられてしまう事になり
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.3

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一年に一度、12の地区から男女二人を選び、かつての反乱の罰として24人で殺し合う、首都キャピトルに住まう上流階級からは娯楽の催しとして賑わう”ハンガー・ゲーム”
選ばれてしまった妹の代わりに志願したカ
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ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)

3.3

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遥か昔に観たなぁこれ、再視聴。

大戦で何もかもが破壊されてしまった世を描くポストアポカリプスもの。
雰囲気で言うと[ Fall out ]や[ 北斗の拳 ]、[ マッドマックス ]みたいな。それを極
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

2.4

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ほぼ初めてのミヒャエル・ハネケ。[隠された記憶]をかなり昔に視聴したけれども、なにこれぇ…つまんなすぎる…って思った思い出のみ。

家族であっても断絶され、本心を明かしたと思ってもそれは誰にも分からず
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ナッシング・バッド(2014年製作の映画)

3.4

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個人的に"理想のおじさん"を体現した感じのディーン・ノリスがとてもよかった。

バツイチ中年のアルは、親友であり共同経営者のマルティーニと中古車販売業を営んでいる。
別れた妻はお金持ちと再婚しており、
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トラフィック(2000年製作の映画)

-

何度か挑戦したのだけれども、どうしても最後まで観られず断念。
薬物販売業に携わる人間、それを追う立場でありながら娘が薬中の議員、平和に過ごしていたのに夫が急に逮捕されてパニックになる主婦、それらを追う
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サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005年製作の映画)

2.7

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かつてアメリカ南北戦争中に失われた大量の金を積んだ戦艦が実は砂漠にあったのでは、ってお話と、同じく現地で蔓延する疫病を調査するWHOの医師が関わって、ドンパチありまくるけど主人公は絶対無傷!って感じの>>続きを読む

ギヴァー 記憶を注ぐ者(2014年製作の映画)

3.3

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うーん、おもしろSFから後半へ行くに従ってガバガバSFへと変貌してしまう。

白黒の風景なのは、色による差別そのものを失くすため。
家族と言う名の、血の繋がらないただの単位。
妬み、恨み、嫉妬などの感
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セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

-

映画って、登場人物の誰かが何かを思って何かをしたり、しなかったりして、それについてどう考えているのかとか、どう思っているのかとか、それを観たわたしはどう思うのかとかそんな感じのものだと思うんだけれど、>>続きを読む

ギャングバスターズ(2012年製作の映画)

3.3

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ビリー・ボブ・ソーントンと、[ デスパレートな妻たち ]のエヴァ・ロンゴリアが出演上位に記載されているけれども、実質脇役。
長男ブリック・ウーディ:クレイン・クロフォード
次男リンカーン・ウーディ:ダ
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ワン・ミス・コール(2008年製作の映画)

3.3

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典型的なアメリカンホラーって感じの作品。
[着信アリ]のメリケンリメイクだそうだけれども、本家の方を全く憶えてないのでなんとも。

冒頭、病院の火災現場から救出される少女。意味ありげに建物を見つめるも
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キャビン・イン・ザ・ウッズ(2012年製作の映画)

3.0

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旧友クリスががドラッグに溺れ、ハイになっておかしくなった様子のビデオを送ってくる。
それを観た主人公マイクは、彼の元へ訪れ騙し討ちの上手錠をして監禁、絶対に矯正施設へと行きたくないと言い張る彼から薬が
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眠れる美女(2012年製作の映画)

3.1

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イタリアで物議を醸した尊厳死を元に、三者三様のドラマがある。

かつて病床で死を望む妻の願いを叶えた議員と、その娘。
植物状態の娘の看病の為全てを投げ売って世話をする元女優、その息子と夫。
薬物依存症
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.4

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27歳でありながら非常に子供っぽく、良く言えば奔放に、悪く言えば行き当りばったりに生きる売れないダンサーのフランシスと、その親友であるソフィーの数年間の人生を描いた作品。

言動も幼く、好きか嫌いかで
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女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

3.5

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普通に出掛けた夫が帰らない…行方もわからない。
心配した妻が探しに出るが、果たして真相は…。みたいなあらすじを読んでサスペンスかな~と視聴。

冒頭からいきなり思ってた雰囲気と違う…怪しい実験、謎の事
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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

2.6

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安っぽくはないし普通のクライムものだと思うのだけれども、どうにもこうにも集中出来ず。
のめり込めず、飽きちゃう。早く終わらないかな…と思いながら観終わった。
ちゃんと情報量はあるのに冗長に感じる。
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.0

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時系列はパージ1の前。試験的に行われるパージの実験に選ばれたスタテン島での出来事から

冒頭は最初のパージって事で参加者を登録し、島に残っているだけでも5000ドルが貰える、更に積極的に参加する者には
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

3.5

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パージ法に反対する女性議員と、現状維持の議員との一騎打ち。
女性議員はかつてのパージで自分以外の家族を全員殺されており、なんとしても廃止を目指す。その議員を警護しているのが、前作でむちゃくちゃ頼りにな
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

-

アクションを楽しむ映画なのだ、と理解しながら観たのだけれど…。
余りにもガバガバすぎる作戦に なんで…?が止まらず寝てしまった。
徹底的にアクションシーンを観てほしいのだと言う画面構成は分かるんだけど
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.2

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生まれついての盲目の少年レオと、幼馴染のジョヴァンナ。二人はとても仲がよく、過保護な両親と共に見守ってくれている。
ある日転校生として二人のクラスに現れるガブリエルと仲良くなる事で、3人の間で色んな感
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おじいさんと子猫の魔法の家(2013年製作の映画)

3.0

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ねこちゃんかわいい。
冒頭からいきなり車からおもちゃを投げて、それにウキウキで飛びついた処を走り去って捨てる、と言う重たすぎる展開から始まる。

けれど雨から逃れて謎のお屋敷に逃げ込んでから、不思議な
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.4

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これはファンタジーに分類しても良いかな、個人メモではそうしておく。

知的障害者の父親と幼い娘。ある日父が居合わせただけの死亡現場で犯人に仕立て上げられ刑務所へ送られるところから話が動き出す。
(全部
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シャッター 写ると最期(2018年製作の映画)

2.6

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アラ、なんだかすごくあっさりしたホラー。

どっかのロッジで行われるパーティーに参加するのに集まった7人。
雪の山道を走る車ではしゃいでいると目の前に巨大な鹿が。
轢いてしまった鹿と、大破した車。負傷
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コネクテッド(2008年製作の映画)

3.1

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アメリカの映画[ セルラー ]の香港リメイク。
原作はだいぶ昔に観て細かく憶えていないけれど、なんだかコメディ調になってない…?
元の方を再視聴してみないと分からないけれど、”ここ、笑うとこですぜ!”
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.4

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1年に1日、12時間だけ殺人を含む全ての犯罪が全国民に許可される日、通称パージ。
この法のお陰で平時の犯罪率は大幅に低下、皆パージの日の為に犯罪を控えているからと思われる。
今作では家に帰る前に車が故
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パージ(2013年製作の映画)

3.2

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1年に1日、12時間だけ殺人を含む全ての犯罪が全国民に許可される日、通称パージ。
この法のお陰で平時の犯罪率は大幅に低下、皆パージの日の為に犯罪を控えているからと思われる。
パージに備えた防犯設備の販
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

They Shall Not Grow Old.
彼等が体験した事実も、それを記録したものも、受け止めたものも、決して老いることはない。
第一次世界大戦の記憶を持っている人は、どれだけ居るのだろう。
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シークレット・アイズ(2015年製作の映画)

3.6

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衰えることの知らないニコール・キッドマンの美しさよ…。

かつて務めたFBI時代に起きた同僚の娘の殺害事件、それから13年経ち犯人を捕らえることの出来なかった自責の念を抱えて生きてきたレイは遂に手がか
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マイ・ベスト・フレンド(2015年製作の映画)

3.8

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友情!人生!マイライフ!…みたいな映画はあんまり観ようかなとならないのだけれども終了間近だったので視聴。

いやぁ、ドリュー・バリモアもトニ・コレットも良かったなあ。
特にトニ・コレットはまるで本人そ
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.9

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ねこは可愛い。真理だ。
最初にねこを飼ってから20年以上経つし、今の愛猫とは8年一緒にいるけれど今でも毎日、目が合うだけでキュンとしてしまう。甘えられる度に自分の存在価値が高まる気さえする。
"必要と
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

1.8

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いい感じの上陸作戦、定石通りの戦争モノの展開。
そこから、どうした急に…!と言いたくなるB級展開を経て、いや気のせいか…?の希望虚しくB級ホラーへと変貌する。
全く予想外の展開に、期待を裏切る展開はい
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ライトハウス(2019年製作の映画)

2.7

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わたし、何を観たんだ…?となる作品。
いや、劇中登場人物はほぼ2人しか出てこないけれど、それぞれ何を観たんだ?一体、何がどうしちゃったって言うんだ。
"これはつまり…?"となるけども深く考察するのが苦
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