ぬーたんさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

ぬーたん

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サウスポー(2015年製作の映画)

4.4

スポーツドラマは好きだけど、ボクシングは好きでない。だって、殴り合いヤダ。血だらけの顔を観るのは勘弁‥ということで塩漬けにしてた今作、主演がジェイクだしやっぱ観ておこう、と。
結果、確かに血だらけだし
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ビッグ(1988年製作の映画)

4.5

30年前の作品。トム・ハンクスは33歳。
実は初めて観た。観る機会がなかったのね。
そのお陰で、滅茶苦茶楽しめたわ。
まあ当時観てたとしてもすっかり忘れて楽しめただろうけど(笑)
13歳の少年が一晩で
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THE PROMISE 君への誓い(2016年製作の映画)

4.3

歴史映画。1910年代だからちょうど百年位前のオスマン帝国によるアルメニア人虐殺を描く。
制作費の大半を出したのは虐殺から生き延びた家族を持つ大富豪のカーク・カーリアン。完成を待たずして98歳で亡くな
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オブリビオン(2013年製作の映画)

3.6

トム・クルーズ主演SF大作だから、最低限の面白さは約束されているようなもの。実際に面白い。
前半は状況が一体どうなっているのか理解出来ないが、その分置いてけぼりを食らわんようにと、字幕に集中して観ちゃ
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.7

原作も好きだし、映画も1作目も2作目も良かった~で、何となくこの3作目は勿体ないからとっとこ!と思って早2年経ってた😅原作の内容もかなり忘れてて逆に新鮮だったけど。
でも、さすがに漬け時間が長過ぎたか
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アラジン(2019年製作の映画)

4.3

山ちゃんのジーニー吹替えも観たいけど、歌も吹替えになってるというので映像と違和感ない字幕版をチョイス。
ジャスミン役のナオミ・スコットが美声で字幕で良かった♫
出だしのウィルにおやっ?と思うけど、ちゃ
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アラジン(1992年製作の映画)

3.8

実写版鑑賞前にアニメを。
27年前の作品だけど、映像が綺麗だし、細かな所も描かれていて、丁寧に作られている。
子供の頃から知っている『アラジンと魔法のランプ』だが、これはユーモアに溢れ、いや溢れすぎて
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リピーテッド(2014年製作の映画)

3.5

5年前の作品とは思えない、やや古臭い感じが漂うミステリー。
記憶障害も今は珍しくない設定だが、複雑な『メメント』と比べると、実に分かり易いさっぱりとした作り。
全体的には暗いシーンが多く、舞台劇のよう
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万引き家族(2018年製作の映画)

2.8

『そして父になる』と『海街diary』しか観てないが、この監督はというか脚本が苦手だ。とは言えあまりにも高評価で賞を総ナメした今作、一応観るかと軽い気持ちで観た。
結論…やっぱり苦手💦
リリー・フラン
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.3

実話ベース。偶然にもアメリカの実話・事件ものが続いてる。
これは流石にニュースで知っていたが、その後については全く知らなかった。
被害者。犯人逮捕に貢献し、一躍英雄になった。
親や親戚のフィーバー振り
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.1

アメリカの”ネイティブ・アメリカン”居住地区での話。
無法状態に近い特殊な地域での犯罪を通して、その恐ろしい実態を見せる。
まさにこれは、トランプ政権の今こそ世間に出したい作品の様な気もした。
冒頭の
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.1

久し振りの映画!上映時から観たかった作品。
伝記映画、という括りになっている実話。
こんなことがあったとは、知らなかった…。
多分、アメリカでは誰もが知っていることなのだろうから、受け止め方はかなり違
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.2

何年ぶりに観ただろう?
それほど好きではなかった作品だったはずなのに、今回は心にズシンと来た。多分、それは出演者たちのその後にも影響されている。
少年4人の冒険の物語。
その中心の少年ゴーディは、慕っ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.5

GWの激混みを避け、明け初日にGO!
令和最初の映画はこれっきゃないショ(北海道弁)
しっかし、何だこの点数の高さは?
少ないレビュー数なら高得点もアリだけど、フィルマ3万超えのレビュー数でこの平均点
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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

4.5

『エンドゲーム』が皆さん☆5連発している中、早く観たいとソワソワしつつ、お楽しみは後に取っておきたく、代わりに大好きな今作を再鑑賞す。
宮沢賢治が大好きだ。
恋、とも言えるかもしれない。
”出会い”は
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愛を綴る女(2016年製作の映画)

4.8

久々に衝撃的作品に出会えた。
大好き。
邦題タイトルが安っぽくて残念。
主演マリオン・コティヤールのヌードを話題にしたとかも含めて残念。
マリヤンの役に入った演技は素晴らしく、その体も美しいが、しかし
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.5

777!
素晴らしい。とにかく素晴らしかった。
実在の画家、モード・ルイスを描く。
モードを演じたのはサリー・ホーキンス。
両親が絵本作家・イラストレーター。
役作りのために絵画クラスに通ったという。
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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

3.1

先にハリウッドリメイクの方を観たのが良くなかったのかな。
というより、どちらもあまり好みでなかった。
こちらがオリジナルではあるが、驚くべきことに更に元ネタが香港映画だったとは。
香港のは病名がガンだ
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ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

3.2

日本映画のリメイクだそうだが、こちらを先に鑑賞。
続けて観たのでオリジナルに比較した感想を書く。
紫外線に当たると命に係わるというこの病気は、難病を扱った番組で観た事があった。
防備服を着た子供の姿が
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マーシャル 法廷を変えた男(2017年製作の映画)

4.0

実在の人物、サーグッド・マーシャル。
弁護士だった若き頃の裁判を描く。
好きだな、これ。
人種差別の話しながら、重苦しくはない。
演じた俳優が良かった。
主役のマーシャルをチャドウィック・ボーズマン。
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

3.5

『アンビリバボー』で観てたから知っていたが、実際に映画化されると、細かな過程を知り、改めて凄いなあと、本当に奇跡のようなお話だと思わざる得なかった。
この2人の。彼女のご両親との。
長い闘病とリハビリ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.1

もうすぐ終了と聞いて慌てて観に行った。何とか間に合った。
そして…行って良かったわ~面白かった♪
『エージェント・オブ・シールド』好きなんで、何と言ってもフューリーとコールソンが出ただけでテンション上
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

3.6

この長ったらしい邦題は何ですかねえ😅
あれこれ迷って、もう全部くっつけちゃえ!てな感じ?
ナチスの映画が多い中、別の視点から描いているのが良かった。
実話で実際にこんな人が家族が居たことは称賛するしか
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.8

札幌在住でナックス、大泉洋は好きだし、原作漫画は1~2巻のみだが読んでて、イメージにピッタリなキャストだと思って期待値アップ。
まあ、映画館に行くほどではないが。
冴えないファミレスの店長でバツ1子持
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.5

15年経ったのね。改めて観たら割と良かった。
何が良いって長澤まさみが初々しくて可愛い。
演技も良かったし、泣けるね。
病気とテープで『愛と死をみつめて』を思い出した。
まだ本持ってたかな?とゴソゴソ
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初恋のきた道(1999年製作の映画)

4.1

20年前の中国映画。
タイトルがいいね。『初恋のきた道』
原作・脚本はパオ・シー(鮑十)さん。
何だか美味しそうな名前だ。あわびが10個とは豪華…(笑)
監督はチャン・イーモウ。
『幸せ三部作』と言わ
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.8

『植物図鑑~』で良かった岩ちゃんが主役。
今作の役を演じるには演技力が足りなかったかな。
優等生的な育ちの良さが邪魔をしたような。
そう、爽やか過ぎるんよ。真っ白なシャツが似合っちゃう人だもの。
その
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誰かに見られてる(1987年製作の映画)

4.3

『ゲティ家の身代金』のリドリー・スコット監督の1987年の作品。
名監督の作品の中では低評価のようだし30年前の今作は初めて観たが、これは大好きな作品になった。
オープニングから胸キュンになる。
空撮
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終わった人(2018年製作の映画)

3.5

主人公は定年退職してすっかり抜け殻。テレビを見てボーっとしてる。
しかし!彼は凄いのだ。東大卒・大企業入社・表彰されたほどの優秀な成績・重役コースから外れたものの子会社の重役で定年・資産は数千万・両方
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.8

実話で面白そうと思っていたが、それ以上にアクシデントの方で有名になってしまった作品。
ケヴィン・スペーシーのまさかの降板でクリストファー・プラマーが急遽、代役を務めたが、撮影と編集で2週間ちょっとでや
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教誨師(2018年製作の映画)

4.0

※追記あり。どうでもいい追記
大杉漣が亡くなってから1年経ったのが嘘みたい。
まだ66歳で、あまりにも突然の死に誰もが驚いてその死を惜しんだ。
出演作を改めて見てみると、その数とジャンルの幅に驚く。
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母と暮せば(2015年製作の映画)

3.0

観始めてから、何処かで観たタイトルと題材…と思ったら『父と暮せば』と対になった作品だそう。
あちらは広島で、娘と父(幽霊)
今作は長崎で、母と息子(幽霊)
父は、宮沢りえの演技が良かったものの、終始ほ
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めぐりあう日(2015年製作の映画)

3.5

ジャケットの、電車に乗って遠くを見つめるその目が、シャーロット・ランプリングに似ていた。
『レッド・スパロー』の鬼教官の印象が強いが(あの役はやるべきでなかった)『まぼろし』辺りなどは、妖艶な色気があ
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雨のニューオリンズ(1965年製作の映画)

3.5

良いタイトルですねぇ。
でも原題は『This Property Is Condemned(財産没収)』ですって!
邦題の勝ち!ジャケットは晴れているし楽し気な2人。
さてこの2人の行く道は、晴れたまま
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娼年(2018年製作の映画)

2.0

松坂桃李クンは何故にこんな役を引き受けたのかな?と思ったら、既に舞台でやっていてその流れだったのね。
30代に向けての挑戦、とか色々な役をやってみたい、とか言ってるけど、売れっ子のうちは仕事を選べるだ
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小さいおうち(2013年製作の映画)

3.9

山田洋次監督、現在87歳。
クリント・イーストウッドとほぼ同じ年で頑張って欲しい監督。
何と言っても『男はつらいよ』シリーズが好きだけど、これも良かった。
原作は未読だが、ストーリーの流れは結構平凡。
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