少年時代の記憶、母と妻の姿、夢、戦争やロシア史の記録映像が、脈絡のない断片として流れ込んで来る、タルコフスキー自身の記憶を基にした、極めて私的な作品。
誰の記憶なのか、どこまでが現実でどこからが夢…
《前略》また現代アメリカの抒情詩人E・E・カミングズは「印象」という詩の中でこう語るのだ、〈鏡の中に/わたしは見る/夢を 夢の中の夢を 夢見る/やさしい男を〉。
グスタフ・ルネ・ホッケ著(種村季弘・…
ソ連映画に最近興味があったので視聴
夢と現実が曖昧に溶け込む感覚が気持ちよかった 寝る前に少しずつ見てそのまま寝落ちを繰り返すのが楽しかった
登場人物たちの回想が入れ子構造のように展開していくのが…
脳に刻み込まれた記憶だけではなく、血液に溶け込んでいる記憶があって、そこでは私は息子であり、父であり、祖父でもある。全ての像は重ね合わされ、ドアの向こうに呼びかけた″ママ″の2文字。先取りされた過去…
>>続きを読む私のような俗物では文句の付けようが無い。
全てが美しく、現代にも続く「伏線回収」もあるが、時間軸が度々入れ替わり、それぞれが複雑で難解なため何度か観ただけでは理解するのは難しいだろう。
私としてはタ…
柵に座る女、風のさざめき、窓に映る炎、兄弟の後ろ姿、鏡、スローモーション、戦禍、鏡、崩壊、浮く女、鏡、留守番…など連なる印象の強いシーンのなかで、記憶と国家、歴史に纏わる、18世紀ロシアの思想家・哲…
>>続きを読む前に観たのは確か早稲田松竹だった気がする。うとうとして断片的にしか思い出せなかった映画。今回もうつらうつらも夢のなかにいるような心地。一瞬だけ意識が飛んだが前よりもしっかり視聴できた。時折交響楽団の…
>>続きを読む俺が見たノスタルジアや惑星ソラリスと比べてカット割りが多く意外だったが、序盤と最後のシーンで映るあの野原の流れは特にそれでもタルコフスキーらしさ全開のあの美しさ、なのにカメラは柵を乗り越え凄い動きを…
>>続きを読む訳わかんないけどそれでオッケー。ショット間の繋がりは緩めだから気楽に見れる。最初の森のショットすごい。初対面の医者と女性が柵に腰掛けてバキっとなって笑い出すのがピークだった。目は開いてたはずなのに特…
>>続きを読む引用されるプーシキンの手紙鬱すぎ。
ロシアのナショナリズムってヨーロッパと断絶されてしまったことを恨みながらヨーロッパの防波堤になってきたことを誇っていて、田舎者のコンプレックスやルサンチマンを裏返…