喜劇の名手・瀬川昌治によるフレンチノワールを意識したギャング映画。
任侠路線も陰りが見えた60年代末にわざわざギャング路線を復刻してるだけあって映像が凝っている。
冒頭のタクシーの会話からして格好良…
任侠もの・ヤクザものにいかないギリギリのセンだろうか。
ストーリーはありきたりだけど、ところどころで変わった演出が目に付く。
喜劇もできて、こういうハードボイルドもできるという瀬川監督。今でもなかな…
メルヴィル的おしゃれ安藤昇ノワール。ありがとうございます。高速道路のトンネルの明滅するライトに照らされる安藤昇、そのまま真っ暗になりタイトル、の流れがかっこいい。木村功のレトロ可愛いケーキ屋は近所に…
>>続きを読む8年の務めを経て仮出所してきた男が自分を陥れた相手を探す。
常に半目でポーカーフェイスの安藤昇の底が知れない佇まいに見入る。木村功の息子とじゃれる時は唯一笑顔。
トラックに追い回され砂に埋も…
