Donald Sosin版のスコアが画竜点睛的存在感。納得のクライテリオン「おはよう」のスペシャルフィーチャー。
未成年喫煙と劣悪な撮影環境。未消毒生雀の卵の摂食、安全措置のない鉄道での撮影、そして…
サイレント映画はあまり馴染みがなく身構えていたものの、現在でも通ずる社会の構造や日常のふとした笑いがバランス良く皮肉混じりに表現されていて、とても面白い映画体験。
生きることと労働を切り離すことがで…
子どもたちの世界のヒエラルキーから大人たちの社会を批評する精神。これをあくまでもコミカルに描く小津の小市民映画の傑作。
なにより子供たちが生き生きと活写されているのが素晴らしい。
昭和7年だけあっ…
自分だけじゃ生きられない人間。大人も子供も、偉い人もそうでない人も。どちらもいるからどちらもあるのに、いつのまにか立場の優劣が人間の優劣と誤解して。いったいどうすんだい、あなたの隣の人が明日いなくな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
東京物語以来の小津作品 なんとなく見たけど良かった〜
喧嘩したり学校サボったりちびっ子の生活を楽しく見てたら後半ウルウルきた 世界の広さを少し知り両親からの特大の愛を受けてまたいつも通りの日常に戻…
活弁付きで観た。
引越し先でガキ大将に絡まれた兄弟が自分たちの父親の知らなかった面を知っていく。
腕白少年たちの単純な家来、親分の関係と、大人たちの複雑な上下関係の重なりによる演出が凄かった。
偉い…