生れてはみたけれどに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『生れてはみたけれど』に投稿された感想・評価

こんな父ちゃん、見とうなかった。

この時代、父親の威厳は絶対的なものだろうだから、重役の機嫌を取るために道化を演じる父親の姿は幼い兄弟にはショックだったに違いない。父親への反抗も信奉心の裏返しと思…

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am
2.5
ボルドーで鑑賞
たぶん初の無声映画。社会の縮図というか、大人になったら絶対に忘れてしまう様な事だけど、思うよね、多分私も思ってた
3.0

この映画のテーマは「偉い」というのはどういうことなのかだ。登場する子供たちは皆自分の父親が一番偉いという。どんなところがかというと、いい車に乗っているだったり、歯を抜き差しできるであったり。まるで分…

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filmoo
2.5

このレビューはネタバレを含みます

小津安二郎1本目。
活弁入りで観た。
子供は判ってくれない。
全体的に嫌な話だった。普遍性を感じるのが腹立たしいような作品だった。
兄の良一、太郎、亀吉あたりの子役の演技が良かった。
女子が全く登場…

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1932年 小津安二郎監督サイレント作品。弁士入り。

吉井家の兄弟がいい。子どもの声は聞こえなくて弁士の声なのだが、表情や仕草でその素朴な可愛らしさがよく伝わってくる。
子どもには大人の世界の…

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○′32 6/3~公開
配給: 松竹キネマ
スタンダード B/W
サイレント
フィルム上映


○′03 12/24 16:00~&12/27 10:30~上映
「無声映画プログラム(′03 12/…

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3.0

このレビューはネタバレを含みます

無声の小津も良い。
「大人の見る繪本」の意味は何だろう。子供の視点だから「繪本」?

小津安二郎のサイレント子供映画。転校した小学生の兄弟が学校をサボってお弁当食べたり、ガキ大将と喧嘩したりして楽しげ。専務にペコペコ頭を下げる情けない父親の姿を見て、息子たちは憤慨する。なぜなら、息子…

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弁士 大森くみこ
ピアノ 鳥飼りょう
パーカッション 佐藤けやき
弁士・伴奏付き上映会での観賞。
この作品に活弁が付いての観賞は初めて。
活弁が付いたことで、子供たちがより生き生きしてきた。
大森く…

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小津安二郎監督の戦前のドラマ作品です。テーマは『東京の合唱』(1931年)での「仕事の事情と家庭の事情の葛藤」をぐっと子供視点に引き寄せた「大人の事情と子供の事情」な感じとなっています。

仕事では…

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