ケイト・ブランシェットの怪演
主人公は天才的な女性指揮者のター。服も持ち物もインテリアも拘りがあって完璧な彼女だけど…私生活は結構ドロっとしてて…生々しい感じ。ドキュメンタリーっぽい作りもなかなか…
孤高の天才の凋落と再生
音楽とは、言葉を使わずに感情を揺り動かすことのできる最古のツールである。音楽とは、作曲者の人格や性格によって決めつけられるものではない。音楽とは、誰にとっても平等である。
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『ブラック・スワン』みたいな話かと思ったら全然違った。指揮者としてのプレッシャーや葛藤はもちろんあるが、そこがポイントではなかった。
ターは世界トップの指揮者で人気もある。思ったよりユーモアがある…
おもしろい。感想など ひと言ではとても言えないような、ただ””人間””がそこに在るだけであるような。
踏み込み具合に独特さ緻密さがあって、バイアスを誘い込まれているようでもあるし、逆にどの人物にも…
ドイツの有名オーケストラで初めて女性として首席指揮者に任命されたター。コンサートを成功させる為に関係者に厳しく接するがある事をきっかけに少しずつ歯車が狂い始める…
「セッション」をイメージして観に…
洗練された音の中で生きてきた、
天才音楽家が知る"雑音"。
その雑音は彼女を狂わせ、覚醒させる。
多くのテーマを持ち、
様々な視点からのアプローチを
必要とする作品。
洗練された音の中のみで、
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毒素の強い映画はこの世に沢山あるけど
この「TAR ター」は知らぬ間に
観ている私達に毒が廻る作品。
カリスマ女性指揮者ターの天才的能力を
堪能する物語と思っているといつの間にか体は痺れ
危険を感…
音楽映画かと思って油断していたら、人間関係ドロドロで、女性指揮者の自己中で独善的な姿が不協和音と共にホラー的に展開する、かなり深い作品でした。
物語的には、上げるだけ上げておいて落とす、よくある話…
ベルリンフィル楽団の主席指揮者であるリディア・ター
その類稀なる才能で音楽家としての名声を手にし、パートナーと子供と幸せな人生を送っていたが、ある日スキャンダルに見舞われ、今までの地位を脅かされる
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