暖流の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『暖流』に投稿された感想・評価

原題『暖流』 (1957)

監督 : 増村保造
脚本 : 白坂依志夫
撮影 : 村井博
編集 : 中静達治
音楽 : 塚原哲夫
出演 : 根上淳、左幸子、野添ひとみ、他

岸田国士の同名小説を原作…

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好きな映画監督して増村保造がいる。この人のスピード感は、今観ても超速だ。左幸子の看護婦は、どうみても危ない人にしか見れないが極度にデフォルメした増村スタイルだ。(溝口監督の助監督だったとは作風からみ…

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takara
4.5
役者の、画面の躍動感!演劇映画にもならず、カメラの独りよがりにもならず相互に呼応するようなアクション。特に奥行きの使い方が素晴らしい。

ピアノがあるなら弾けば良い、階段があれば登れば良い、扉があるなら開ければ良い、干された布があるなら剥ぎ取れば良い、水があるならかければ良い…
ヒト、ロケーション、プロップ、画面に映るありとあらゆるも…

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4.2
毒のある話でさえ不自然なほどの笑顔でまくし立てていたはずの左幸子が、野添ひとみへの嫉妬から笑顔でいられなくなるという異常事態にこちらも驚かざるを得ない。
ワンシーンごとに驚かされるカメラと役者の動き

57年松竹、吉村公三郎のリメイク。増村の監督3本目の作品。増村らしく登場人物が生き生きとしており、力強い。特に左幸子の看護婦の明朗さ。令嬢の野添さえも意思の強さを見せ、船越のゴーマンさも白坂脚本なら…

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4.7

動的な人間とカメラワーク、特徴的な赤小物、隙間なく畳み掛けるセリフ(特に女性陣)、などなどとにかく見惚れる要素が多くてあっという間に終わってしまった。特にそれらに慣れるまでの前半は、本当に一瞬。

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c
4.0
何これ?監督2作目でスピルバーグより上手い!ビビるくらい良くできたジェットコースター映画。

マシンガンのような台詞と決まりまくる画面。そんなに派手な話じゃないはずだが。
4.3

経営難の病院の立て直しを背景に展開する恋愛模様を描いた増村保造監督作品。

皆がまくし立てるような早口で洗練された台詞を連発するのが面白い。

左幸子演じる看護師のキャラクターがとにかく強烈!ひたす…

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