増村映画らしく我の強い人間ばかりだが、特に左幸子はすごい。
トラウマの反作用でゲラゲラ笑う姿は逞しいというより狂人に見え、ほぼジョーカー。
普通ならピカレスク寄りに墜ちるところを、そのまま幸せを掴み…
恩人である院長に病院の建て直しを一任された日疋(根上淳)は、内部事情を探るべく看護婦(左幸子)と手を結び、病院内の腐敗やのっとり計画を知る。
日疋が密かに想いを寄せていた院長の娘(野添ひとみ)には…
57年松竹、吉村公三郎のリメイク。増村の監督3本目の作品。増村らしく登場人物が生き生きとしており、力強い。特に左幸子の看護婦の明朗さ。令嬢の野添さえも意思の強さを見せ、船越のゴーマンさも白坂脚本なら…
>>続きを読む動的な人間とカメラワーク、特徴的な赤小物、隙間なく畳み掛けるセリフ(特に女性陣)、などなどとにかく見惚れる要素が多くてあっという間に終わってしまった。特にそれらに慣れるまでの前半は、本当に一瞬。
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経営難の病院の立て直しを背景に展開する恋愛模様を描いた増村保造監督作品。
皆がまくし立てるような早口で洗練された台詞を連発するのが面白い。
左幸子演じる看護師のキャラクターがとにかく強烈!ひたす…
屋上でバレーボール 指に包帯 頭でっかちのオールドミスになったら困る 山猿 シャガール 看護師長 記事 ミルク 君も孤児なのか 同類 優秀なスパイ 水がありませんね残念ながら 啓子さん日疋さんに手を…
>>続きを読む前から美人だなと思っていた左幸子の映画を遂に見た訳だけど初めての左幸子がこんなんで笑うしかない。とりあえずキャラがぶっ飛んでて最初はまぁ「ふん、おもしれー女…」程度だったけど狂気的なまでの素直さとい…
>>続きを読むあれ早送りしてたっけ、と思う程の矢継ぎ早の応酬。あんまり得意じゃないなあ、と思っていたけど観ている内に引っ張られる。
ドラ息子とバカ母のシャンソンレッスンの地獄、笑った。ブランコ、改札前、段差のある…