57年松竹、吉村公三郎のリメイク。増村の監督3本目の作品。増村らしく登場人物が生き生きとしており、力強い。特に左幸子の看護婦の明朗さ。令嬢の野添さえも意思の強さを見せ、船越のゴーマンさも白坂脚本なら…
>>続きを読む私立病院の改革に乗り出した田疋(根上淳)を中心に、田疋に好意を寄せる看護師(左幸子)がエキセントリックで謎の性格、また医院長の娘(野添ひとみ)もころころ態度や気分が変わりナゾ…物語の進行がもどかしい…
>>続きを読むパンチの効いた名作。左幸子と野添ひとみの対比が面白い。
「愛するって すれっからしに なる事なのよ」「情婦でも二号でもいいんだから。私待ってます!」
むかし2~3度?観たくらいなのに 台詞が印象…
結婚を切り出されてもアニメーションを注意。生きる今のリアリティラインはポパイと同じくらいだ。回遊する天使はアニメーションに見えるが実はずっと現実に奉仕していたかも。ドックと歯医者が互いに「ドクター」…
>>続きを読む原題『暖流』 (1957)
監督 : 増村保造
脚本 : 白坂依志夫
撮影 : 村井博
編集 : 中静達治
音楽 : 塚原哲夫
出演 : 根上淳、左幸子、野添ひとみ、他
岸田国士の同名小説を原作…
セリフが聞こえづらいところもあったけど、それでも話の流れがわかるって良い映画の証拠。
品ばかりある頼りない母、しっかりした娘、ちゃらんぽらんの兄…なんだか太宰の斜陽みたいだ。戦後はきっとこの組み合わ…