ちいさこべ 第二部の作品情報・感想・評価

「ちいさこべ 第二部」に投稿された感想・評価

結局、泣く。

※その後、原作読んだらだいぶ違ってた。賀津雄いねーじゃん。
第二部は会話の場面が多くて、第一部に比べると地味め。だけど、前半は自分たちの仕事を守ることだけに一生懸命だった錦之助が、さまざまな出会いを通して心境を変化させ、誠実な演技を見せるので、ジーンとする。

大工とはいえ、比較的恵まれた生活をしてきた主人公が、火事を期に恵まれていない人の生活を考えるというテーマは、今こそ考えさせられると思う。
長回しの捕物シーンと脱走シーンが迫力があり。ゲスト俳優も多数。
中村嘉葎雄のキャラクターは「天国はどこだ」の木村功に似ていると思う。

「昭和の銀幕に輝くヒロイン 江利チエミ」
スクリーンで観なかった去年の私ど阿呆。冷静なのか感情的なのか、計算なのか考えなしなのか、強いのか弱いのか、相手をストンと見る江利チエミずっと、すばらし。賀津雄ちゃんの「大人は判ってくれない」。
子供達を引き取る決意をした茂次(中村錦之助)は早速子供達の暮らす小屋ちいさこべやを建て子供達を迎え入れる
だがそれまで子供達を養ってきた利吉(中村賀津雄)は納得しない、茂次との口論の末、大留一家再興のため請け負った建物を放火してしまう、、、

ちいさこべの続編?第二部です
って言っても調べてみるとこの映画、二部構成ではあるが同日公開、おそらく上映も連続して見れたと思われ、一本の映画として成り立ってると思う
このサイトでは2つにわかれているのであえてわけてのレビューをしてみました

後半では再起をかけた仕事が放火により台無しに、意気消沈する茂次だがおりつ(江利チエミ)の言葉によって勇気をもらい立ち直る

そして利吉はというと悪事がバレてお縄についた末、自ら命を絶ってしまう

利吉も孤児という境遇で育ち、他に生きる術がなかった上の悲劇
茂次はそんな利吉に同情を寄せると共に、自分たちの仕事を見つめ直し、町の衆のための仕事を請け負うことにするのだった、、、

補足すると茂次が後を継いだ大留一家は大きな屋敷、金持ちの道楽の別荘などを請け負い、手の抜かない丁寧な仕事を売りとする一家、よって町の衆の家などの安普請は受けないのが信条
当初はそんな理由から町の人々に頼まれても断っていたが、町の人の喜ぶ顔が見たいと心機一転する

子供達を引き取り、町の復興のため利害関係抜きで働くっていうと美談っぽいけど、やっぱり良いお話です、裏があるわけじゃなく純粋な気持ちからなので嫌味がない

心温まるいいお話、、、ではあるけれど映画としてあまり面白くないと思う
面白い面白くないとかの話じゃないのはわかっていますが、興行としてこれはコケてるかと
中村錦之助に期待するものとは違った感じ、娯楽作品を期待したいかなと
文芸作品が悪いわけじゃないけど、それならそれでもっと良い出来だったらまた違ったんだろうけど、、、って感想ですね
丁寧に作られていてその分時間が長くなっちゃったんだろうけど、その点でも見るまでに抵抗あるし、見た後でもなんか無駄に長かったなーって気がしちゃうのがマイナス