部落差別(同和問題)に切り込んだ島崎藤村の名著の実写化。
舞台は100年前の長野県。
被差別部落出身であることを隠しながら、教員として働く瀬川が主人公。
滞在先の寺の娘・志保と互いに惹かれ合うが、…
ネトフリで鑑賞。
原作未読。
まず、今の時代にこれを真正面から映画化した事を評価。
内容も丁寧に誠実に作られてる印象。
もっと陰鬱で地獄な内容を想像してたけど、主人公の周囲には味方も理解者もいて…
部落出身ということを口が割けても言うな!人を信じるな!人に心を許すな!
とういう父の言葉を胸に今まで生きてきた丑松
小学校教員として子供たちに慕われ真面目に生きてきたが自分が部落出身ということは伏せ…
60年振りの映画化、水平社創立100周年記念作品だそうで。
平成をすっ飛ばして昭和から令和へ。
前作の市川雷蔵版と比べると、志保さんに華が無いんですが、まぁリアルではあります。
今回の瀨川丑松…
分からなかった。何がどうしたらそんな理屈が成り立って、理由もなく誰かを下等な人間だとカテゴライズできてしまうんだろう。
今ある理不尽なことも何十年か後の世代には、理由のわからないものになるんだろう…
わりと冷静に観れてたと思ってたけどあの最後の教壇のところは泣けた
差別云々に限らずだけど、教養が大事というのは日々思う
観たあとに島崎藤村の作品だと知った自分の教養のなさ
出自を隠し故郷を語れ…
被差別部落の出身であることを隠して教員になった青年が、理不尽な差別の現実と人間の尊厳の間で葛藤する話。
島崎藤村の原作は読みたいと思いつつも、まだ読めていない。
とりあえず映画を鑑賞。
映画とし…
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