まさか部落差別ってまだあるのかな?
自分が部落かどうかなんて考えたこともないけど、主人公のように父親に身分を隠し通せと言われたら、本当の自分を誰にも打ち明けられず、わかってもらえないことへの虚無感に…
自分を殺してしまう秘密との葛藤、その戒めを破る「破戒」は、一種のホラーではないか。そう思ったら興味が湧き上がり観た。
小学生の頃、いじめや差別や「◯◯菌」といった言葉で、参加したくなくても空気に巻…
島崎藤村「破壊」は、やはり市川崑の62年作品と、本作の48年版が傑出している。市川版まで12年の開きがある本作と、同じ原作なのに、違う世界観を感じてしまうのはなぜなのか。木下は脚本の久板からの「原作…
>>続きを読む面白いドラマではあったが、個人的にはいろいろ思うところがあって消化できない。
明治、江戸時代、それ以前からの身分階級というものがあって、明治頃に人権意識が世界的に高まり、いろんな運動事件騒動はあった…
小説と違って主人公がずいぶん善人に美化されている。差別の問題を恋愛面に重視してポップで耽美な雰囲気すら感じる。
でも話は面白かったしわかりやすかった。人間は弱いから差別をなくそうとしても別の差別が生…