“理髪店の匂いに私は涙にむせぶ”
“人間であることに疲れる”
隠喩の愉快さで全感覚が癒され、南イタリアの島での人々の営み全てに憧れを持ち。
詩は説明した瞬間に陳腐となる
どんな説明よりも詩が示す情…
このレビューはネタバレを含みます
イタリアの海と島と港町の景色が素晴らしい。
映像美と音楽と役者さんと見てるだけで
心地よい気分になります。
ボロボロで古いものでも、大切にすれば味になってくる感じが好きです。
やっぱり海の近くで暮ら…
イタリアの小島に住むマリオ(マッシモ・トロイージ)は郵便配達の仕事に就き、チリから亡命してきた高名な詩人パブロ・ネルーダ(フィリップ・ノワレ)に郵便物を届けるようになる。2人は友情を深め、マリオは詩…
>>続きを読むイタリア映画って、どうしてこんなに美しいのだろう。音としてイタリア語が持つリズムがとても心地よく、詩というテーマとよく合う。音楽も一貫して明るく、イタリアの美しい景色と牧歌的なのどかさに臨場感を与え…
>>続きを読むまず2人の演技が素晴らしい。
ピュアな心とお互いへの敬意や友情、海辺と田舎町の風景、小道を走るボロ自転車、何を取っても美しい。
奥さん達も色っぽくて美しいのよ。
ドラマティックにし過ぎず地味な展開な…
このレビューはネタバレを含みます
質が高く細やかであるから引き込まれる。
2人の関係性や立場の差、距離感が上手に描かれ郷愁を誘う。
ポストマン役の主演がクランクアップ直後に逝去
結末を変えたかどうか議論になっていたのはこの作品だっ…