このレビューはネタバレを含みます
居場所がない疲れたおじさんふたりが
傷を見せ合う話。(物理)
正しい人がひとりもいないこの感じ、
好き!
こういう映画、すごく好き!
このテイストでベッドシーンがないことも
高く評価したい。
や…
面白かった!全編に渡りタランティーノオマージュ。強盗仲間割れのストーリーはアレだし喫茶店襲撃のシーンはアレで音楽やタイトルロゴはアレ。かねてから大森南朋はベニチオ・デルトロを意識してると僕は思ってる…
>>続きを読む【ゴダールが描いた「虚無感」の悲しき現代アップデート】
ちょうど本日夕方ゴダールの訃報を読んだばかりなので、劇場に着いてからもずっとゴダールのことを考えていたため、そう思いついたんだけれど、じ…
今年の日本映画、現時点ベスト。
ソウルやタランティーノ調なのは、あくまでフックであり
中身としては、デニーロなどがやってきたマフィア映画に近い要素がある。
汚れた過去と、家族の幸せを天秤にかけた男…
搾取する側の人間とされる側の人間がこの世には厳然といる、という強烈なメッセージが心に残る。
政界、警察機構、組織など、場所を問わず、搾取する・されるの関係は必ずある。
しかも、その関係性は、何をど…
(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会