アルノー・デプレシャン監督『私の嫌いな弟へ ブラザー&シスター』(2022)
「憎しみ」の正体ー
姉が弟を憎む理由が「今までは自分の影に隠れても苦しみもしなかったのに突然詩人として成功して、まる…
■姉と弟、なぜこんなに仲違いしてるのか…「ワケわからない❗」と言ってる人の気持ちが分かってしまう(笑)種明かし無しの強烈な作品でした。
自分は姉弟のセリフや所々のシーンから、家族の何かしらの性的な…
このレビューはネタバレを含みます
85歳に差しかかった私の母親のきょうだいが同じ構成(長女が母で、弟2人)。
同じく歪みあってもう20年以上。最近、高齢もあり墓や仏壇の管理もうちの母がしていたため、叔父から見ると姪である私が間に入り…
僕が生まれたときから間違ってた
↑これすぎる
弟があまりにわかりやすくてキモいし作中で彼の口からどういうことなのか全部説明してくれているのだけど、ほんの一部の姉と同類以外には一生理解する必要もない案…
姉と弟の激しい憎しみの裏側に透けて見える愛情が苦しくて頭かきむしりたくなる映画でした。最近観た舞台もそうでしたが家族って本当に難しい。一番小さくて複雑でその家族にしか分からない。きっとまともな家族な…
>>続きを読む『クリスマス・ストーリー』の変奏かと思いきやそういう訳でもない、もっと普遍的な愛と憎、生と死、心と体との距離について。肉親の死をもって決定的となった2人の関係性は再び肉親の死をもって修復される。2人…
>>続きを読む2人が憎み合ってる理由は最後までよくわからなかったし、そもそものストーリーが面白いわけでもなかったが、不思議と引き込まれた。
終わり方には驚かされたものの、全体的に悪くなかったと思う。主演2人のフ…
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