宗教によって思想がここまで偏るとは何とも不幸。
宗教は救いとなるものなのではと思うけれど、そうではなく狂気に満ちた考えにもなってしまうという恐怖。
男尊女卑もあり、犯人の無罪を訴える住民たちも怖い。…
2000年代、イランの聖地・マシュハドでは娼婦の連続殺人が続いていた。殺人鬼に怯える人々がいる一方、聖地を浄化しているとし犯人を英雄視する人もいた。ジャーナリストのラヒミは危険を顧みずに事件を追うが…
>>続きを読む単に、何かを成し遂げたいという気持ちと娼婦を排除することは「街を浄化する」ことだと歪んだ考えを持つ男の犯行物語ではない。
この事件によって、犯人だけでなく世間や警察までもが娼婦を蔑視しており人間の命…
「浄化」という名の快楽殺人にしか見えなかった。
イランという国の国民性や宗教的感覚がわからなくても善悪の区別は世界共通では通用しないのかと疑ってしまう場面もあるし、この世界がまっすぐに立ってないって…
トランプ映画に続いてアリ・アッパシ監督作品。
犯行の手口が杜撰ですぐ見つかりそうなもんなのに、16人も犠牲者が出たのは警察の捜査が酷かったから?
2000年の事件らしいけど、たった25年前の話?!
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