Holy Spider
聖地マシュハドで起きた娼婦連続殺人事件。「街を浄化する」という犯行声明のもと殺人を繰り返す“スパイダー・キラー”に街は震撼していたが、一部の市民は犯人を英雄視していた。事件を覆い隠そうとする不穏な圧力のもと、女性ジャーナリスト・ラヒミは危険を顧みずに事件を追う。ある夜、彼女は、家族と暮らす平凡な一人の男の心の深淵に潜んでいた狂気を目撃し、戦慄する——。実在の連続殺人鬼サイード・ハナイによる事件を…
聖地マシュハドで起きた娼婦連続殺人事件。「街を浄化する」という犯行声明のもと殺人を繰り返す“スパイダー・キラー”に街は震撼していたが、一部の市民は犯人を英雄視していた。事件を覆い隠そうとする不穏な圧力のもと、女性ジャーナリスト・ラヒミは危険を顧みずに事件を追う。ある夜、彼女は、家族と暮らす平凡な一人の男の心の深淵に潜んでいた狂気を目撃し、戦慄する——。実在の連続殺人鬼サイード・ハナイによる事件を基に北欧の鬼才アリ・アッバシが描く、緊迫感途切れぬ衝撃のクライム・サスペンス。
静かだけど凄まじい迫力で迫ってくる作品だった。
女性蔑視の究極を正義と狂信する犯人と女性ジャーナリストの対決❗
驚くべきはコレが実話だということ。
逮捕後の犯人を英雄視する風土にも問題があり妻…
ラストで犯人の息子が父親から教わった"セックスワーカーの殺害方法"をジャーナリストからのインタビュー中に披露した後「父さんは2時間弱で汚い娼婦を街から消し、街を浄化した」という旨の言葉を口にする場面…
>>続きを読むイランの聖地マシュハドで売春婦連続殺人事件が発生する。「街を浄化する」という信念のもと、犯行を重ねる殺人鬼“スパイダー・キラー”に人々は恐怖を抱く一方で、犯人を英雄視する市民も少なからずいた。そんな…
>>続きを読むどんな理由があっても、人を殺していい理由なんかないのに、犯人どころか周りの人も全く悪い行いだとは認識していなくて、吐き気がするほど不快。
人を殺しておいて、神のためにやった?
手は汚れてない?
全く…
娼婦は不純な存在だから殺しても良い、そう考える人はイランだけでなく世界中に存在するのだと思う。
ナミビアの砂漠を見たときにも同じ感想を抱いたが、妻や娘を大切に扱うことと、見知らぬ女性を無碍に扱うこと…
めちゃくちゃ面白い…というよりかはとても興味深い作品でした。宗教的には忌み嫌われる「売春」という行為や「娼婦」という存在に対して義憤に駆られたのか、ただ単に生活になにか不満があっての鬱憤を晴らすのか…
>>続きを読む©Profile Pictures / One Two Films
広告をご覧いただくと引き続きご利用いただけます。