イランで実際にあった連続娼婦殺人事件とその社会的反応を描いた作品。
宗教的な感覚が強調されていましたが、どちらかというと風紀委員的発想が浸透した結果ともいえるような社会を描いているかなと思いました。…
イランの聖地と呼ばれる都市を舞台に、娼婦を狙った連続殺人事件を追うジャーナリストのお話。アリ・アッバシ監督作。
主人公の女性ジャーナリストと、犯人の日常が交互に描かれる構成。犯罪サスペンスというよ…
このレビューはネタバレを含みます
サスペンス?スリラー?シリアルキラー系?
と思ってみたら社会派ドラマでした。
エブラヒミさんをキャスティングした意図も深く、彼女にしかできない役だと納得。
監督自ら役柄を彼女に寄せたと言ってるか…
このレビューはネタバレを含みます
「男であることが恥ずかしくなる映画は面白い」という自説がまた補強されてしまいました。
本作の白眉は、犯人を追うジャーナリストと並行して加害者の動向も描いた点と、犯人が捕まった後の社会の動向を描いた…
『聖地には蜘蛛が巣を張る』は、イランの聖地マシュハドで実際に起きた娼婦連続絞殺事件を題材にした社会派サスペンスだった。未婚の女性ジャーナリストが取材のため現地を訪れるが、ホテルにすら泊まれないという…
>>続きを読むめちゃくちゃ面白かったし
考えさせられたすごい
良質な社会派サスペンス
しかし、解を描きはしなかったから
加害者の肩を持つ意見に染まる人も出るのでは?
とやや不安になる
1番最後に出てくる加害者…
Amazonプライムにて。
ゼロ年代初頭のイラン・マシュハド。
娼婦ばかりを狙う連続殺人事件を追う女性ジャーナリスト。犯人は娼婦を殺すことが街を浄化することになり、神もそれを望んでいると自己正当化す…
©Profile Pictures / One Two Films