二番館で見る映画は己の経験値という名の感とカンヌ映画祭などアカデミー賞以外で上映したものを参考にして見る。
今作もそうでタイトルもそそるもので密かに期待しながら最終日に行きました。
女性蔑視のイス…
売春婦を16人も殺しながら、“社会を浄化した英雄”と持ち上げられた異常な事件。
イスラム的な男尊女卑と、人権意識の欠如がその背景に根深くあると思った。
犯人はイラン・イラク戦争の退役軍人で、PTSD…
【スイッチが入ってしまうときの眼の演技】
イランの聖地マシュハドで起きた娼婦連続殺人事件から着想を得て制作された。
退役したあと普段は真面目に働いていた男が客を装って自宅に連れ込み手をかける残忍…
「浄化」という名の快楽殺人にしか見えなかった。
イランという国の国民性や宗教的感覚がわからなくても善悪の区別は世界共通では通用しないのかと疑ってしまう場面もあるし、この世界がまっすぐに立ってないって…
©Profile Pictures / One Two Films