丹下左膳餘話 百萬兩の壺の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 52ページ目

『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』に投稿された感想・評価

唯の人情モノだと思って見てみたらギャグセンスの高さに驚いた
画角や映像で見せるギャグと物語を進める壺の扱い方の上手さが天才的
普遍的なストーリーだが映画的楽しさが随所にある
名作ですオススメです
ヒ…

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tk33220

tk33220の感想・評価

5.0

省略されたカッティングによって笑いが生まれる。登場人物は要求をひとまず断り、次のカットでその要求を呑んだ様子が映される。竹馬に乗りたい→ダメ→次のカットでは竹馬に乗っている。

子供への溺愛ぶりや登…

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rico

ricoの感想・評価

4.0

時代劇などあまり見ないのですが、山中貞夫は見た方がいいかと思いみてみた。

時代劇、とかしこまらなくても、コメディ要素が多いのでラフに観れる。
お決まり、な展開の笑いが、妙におかしかったりして。
話…

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映画オールタイムベストカップル総選挙があれば、100枚以上DVD買う勢いでこの映画の大河内伝次郎&新橋喜代三に投票しちゃうくらいぶっちぎりで好きな二人。
このDVDジャケットはその辺よくわかっていて…

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tjZero

tjZeroの感想・評価

5.0

大名の秘宝のありかが刻まれた古くさい壺が、素浪人、矢場の女将、孤児の少年、恐妻家の殿様を結びつけていく。
ニヒルなダークヒーローのはずだった丹下左膳が、子どもへの情愛に目覚める…という大胆な発想の物…

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壺を巡る争いに巻き込まれる一匹狼の浪人、丹下左膳の活躍を描くシリアスな作品かと思いきや、江戸の町の人々を描く人情喜劇の快作だった。
片腕、隻眼の丹下左膳。そのイメージから豪快な立ち回りやニヒルなアン…

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壺をめぐって見えてくる人間の卑しさと人情をユーモアと感動で描いてくれるハートフル人情時代劇だ。

①2014.10.19@新文芸坐
②2017.1.4@早稲田松竹
③2019.11.8@新文芸坐
④2020.11.1@EXシアター六本木(4Kデジタル復元・最長版)(第33回 東京国際映画祭)
⑤…

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mo2ko.

mo2ko.の感想・評価

4.3
血生臭い刀をもつ丹下左膳でも、愛人に嫉妬はするし、坊主に優しかった。コミカルな調子で描かれた作品からは登場人物の人間らしさが伺えて、現代でも十分楽しめるものだった。

いわゆるサイレントからの、やたらと走って、やたら斬りまくる丹下左膳を想像すると肩すかしをくらう。そして自分もそういうのを想像していた。
実際は、とんでもなくチャーミングな映画だった。

劇伴が多用さ…

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