丹下左膳餘話 百萬兩の壺の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』に投稿された感想・評価

「河内山宗俊」も「人情紙風船」も☆5なのですが、その中でも特に好きなのが本作。
「狐の呉れた赤ん坊」同様、こういう話にはめっぽう弱い私です。
3.9

話や場面の展開や笑いのテンポも軽快で、戦前の時代劇とは思えない、なんともモダンで良くできた喜劇。ここまで笑いの“ツボ“が合った映画は初めてかもしれない。無駄な説明など無く、言動でさらっと人物造形を完…

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3.9

戦前の映画なので音が割れてて所々台詞が聞き取りにくかったが劇場で観られただけでありがたい。パルシネマさん、ありがとうございます。
執拗な前フリ、天丼ギャグと現在の笑いにも通じる演出。時代劇ではあるけ…

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モダンな時代劇
小道具を捉えるカットがどれもかっこいい
過去記録
3.5

撮り方がとにかく上手い。達磨を達磨として撮るのではなく、和室の床にポツンと置いたままの達磨が、部屋を出てショットが変わった後でも意識され続け、再び同じ画角に戻っても存在している予定調和と、蹴られた後…

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わと
4.5

はじめに、サイレントからトーキーの流れを追い、考えてこと感覚的に書ければと思う。
今作を通して、その場の情緒を緩やかに表現するサイレント映画に付属された音楽と、その場で実際に「鳴る(っているとみせ掛…

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4.0


10年以上ぶりに所有していたDVDにて鑑賞。

口伝で伝えられ、発展を遂げていった江戸時代のユーモアが、アメリカ的なコメディセンスと合わさり、自然に男は浮気する。
上手に覗き穴で見つかった実…

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5.0

古い映画ですから、セリフがやや聞き取りづらい部分はあるのですが、構成がしっかりしていて、またおかみさんのキャラなんかもしっかりしていて(くすりときます)、何よりもこれほど江戸の時代感というものを肌感…

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3.2
お藤、左膳、安坊

血は繋がってなくてもどこよりも家族

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