人生を扱った作品。目の前に「死」があるから、人生を振り返るわけだけど、モノクロだからこそ、「死」を効果的に演出できてるように感じた。カラーだと「死」の恐怖心や不気味さをここまで演出できないんじゃない…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
うひょ〜90分か!すごいな!
相変わらず無駄がなさすぎるBergman.
There is so much symbolism and themes to unpack, it was reall…
老年期に、自身の過去を振り返るように空虚さに気づいていくという話であれば、なにもベルイマンをまつまでもなく、チャールズ・ディケンズ(1812-1870年)の『クリスマス・キャロル』などにも原型があり…
>>続きを読む現実と非現実が溶け合いながら、1日の出来事がそのまま老人にとっての人生の走馬灯のように構成される。ベルイマンの手法そのものなのだろう。
死別した妻とのショッキングな事実の数々。初めから人生に倦んでい…
このレビューはネタバレを含みます
夢や回想の描写だけでなく、傍らの登場人物すらも主人公の人生観を知れる糸口となっており、語りの巧さに感心する。孤高な生き方にも他者からの愛や承認は必要であり、それらの折り合いをつけるのが生きることだと…
>>続きを読むれなさんに勧められて。めっちゃいい! 今日の一日を書き留めようと思ったと独白されるが、日記を綴るシーンは撮られない。出来事に満ちていて、楽しくて、しかしその隙間に寂しさが舞い込んでくる偶然的な一日。…
>>続きを読む【鏡をご覧なさい あなたはもう老人よ】
僕はこの日曜日の朝に白黒で名作と言われている作品が見たくて、本作はフォロワーさんの高評価もありスコアも高くて凄く気になって鑑賞しました!
まず78歳になり受…
全てのシーンが示唆的・象徴的で、単純にすごいなぁ…と思った。逆に凄すぎてすごい以外の感想が浮かばないくらい。人の使い方も抜群だなぁ…
もっと老いて、もっと深く感情とリンクしたりしたらさらに好きにな…