このレビューはネタバレを含みます
これからの人生で、繰り返し観たいと思う映画のひとつです。
主人公の老人イーサクは一見人当たりの良い紳士だけど、本当は気難しい性格。そのせいで自分自身も苦しんできたけど、周りの人たちも傷付けてきたこと…
「ペルソナ」と並ぶ中期ベルイマンの最も有名な作品の一つ。
「処女の泉」と並んで日本でのベルイマン人気を決定づけた作品としても知られる。私の生まれる前の話なので伝聞だけど。
批評家の評価は高いものの…
50年に渡り医者として働いてきたイーサクが、名誉博士授賞式が行われる当日、息子の嫁のマリアンとルンドへ車で向かう道中、ヒッチハッカーの若い娘と青年たちと出会い、当時好きだったいとこが弟に奪われたこと…
>>続きを読むベルイマンがドツボかもしれない。
映像もテーマ性も全てがストライクで、何回も観たい。哲学的でありながら、難しすぎる訳でもなく映画としてのバランスが素晴らしく良い。冒頭の掴みが最高すぎて、一瞬で引き込…
モノクロに映る目のハイライトが黒澤明の「生きる」を喚起させた。だがこちらは生命感がなく弱々しい。本当に「死んでいるように生きている」。
孤独を際立たせる陰影。二次元的な、絵画っぽい遠近法。車での物語…
初ベルイマン。好き。
溜息のような薄い悲しみの連なり。愛するって難しいなぁ。プラスでもマイナスでも強い感情が出てこないところが(概念としての)老い、角が丸く磨耗した感情という感じ。夢の中の時計とか試…