しみじみと良い映画だった。老人が自分の人生を振り返るロードムービーなのだが、見せ方やキャラクターが秀逸で、白黒にも関わらず鮮烈に色が浮かぶような作品だった。道中出会った若者たちがとても良い。その少女…
>>続きを読む珍しくナレーションががっつり入っていて分かりやすそうな雰囲気だったが全然わからなかった。「魔術師」のように魔術vs科学みたいな二項対立かと思ったがおじさんの信条が明確に語られてはいないので医者だから…
>>続きを読む〖1950年代映画:人間ドラマ:スウェーデン映画〗
1957年製作で、名誉博士号を授与されることになった老教授が車で授与式場へと向かう道のりを、老教授の回想や悪夢を織り交ぜながら人生のむなしさや孤独…
ベルイマンの代表作を教養としての鑑賞。
孤独な老人の悔恨と解放を旅路と夢を通して描いたって感じだろうか。
「叫びとささやき」ほど病的な画に対する拘りは感じられなくて安心したと言うか残念と言うか。…
イサク教授(ヴィクトルシュストレム)は悪夢を見た。暑い人気の無い街の通りを歩いている。見上げた時計には針が無い。向かって来た馬車は街灯の柱に車輪を挟み、倒れ込む荷台から棺桶が落ちる。外れた蓋の間から…
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