冒頭の悪夢。…針のない街頭の時計や顔のない男、街灯にひっかかる黒い馬車などは「アンダルシアの犬」「幕間」を思わせるようなシュールなイメージが掻き立てられてドキッとする。
というか作中、主人公の老人…
このレビューはネタバレを含みます
『私は、学者肌で気難しく扱いにくい』
『周りの人間にも散々苦労をかけてきた』と自身の人生を自己評価するイーサク78才。
そんな気難しい爺さんの話のタイトルが、なぜ[野いちご]なのかと気になりつつ鑑…
老医師が、長年の功績を評しての名誉学位授与式に向かうまでのロードムービー。妻との死別後、主人公は40年付き添ってくれて授与式を楽しみにしていた家政婦にも当日にぞんざいに対応してしまうような自己中心的…
>>続きを読むなかなかシュールな作品。
老教授イサクが功績を認められ授与式に自宅からルンドまで車で向かうロードストーリー。
冒頭の夢で自分の死を感じるところから始まり、途中若者たちを車に乗せこみ思い出を辿っていく…