78歳の老教授が式典に向かう半日の道程で、悪夢に引きづられるように過去を回想していく。主演は映画監督のシェストレム、役と同じく御年78歳!すごい企画。容赦ない所たいへん好みですが、多分自分が受け取っ…
>>続きを読む
「冷たい優しさ」
関心を持たないという冷たい優しさ
それは罪なのか
罪になるのだろうか
そういう風にしか生きられない罰が孤独という事なのだろうか
身につまされるるね
人と関わるとストレスばかり…
夢や回想の描写だけでなく、傍らの登場人物すらも主人公の人生観を知れる糸口となっており、語りの巧さに感心する。孤高な生き方にも他者からの愛や承認は必要であり、それらの折り合いをつけるのが生きることだと…
>>続きを読む主人公から漂うささやかなデカダンスとそれを構成した特にカメラワークとセリフの相関性は、さながら「暗黒の森」の源泉を感じさせるものだった。
物語の大半である会話のなかで、左右にカメラが動くのは(言い…
やばいベルイマン好きかも。
ちゃんとプロットとかはあると思う。「タバコ吸わないの?」最初の教授であるというモノローグからの授与式など。ラストは義理の娘との関係や、道中で出会った人々との交流で、長い1…
ベルイマン初鑑賞。光と影の使い方が印象的。夢の中の話は少し怖い。率直な感想は、人はおじいさんになっても若い頃のトラウマや喜びを抱えたままなんだなあということ。映画らしく、といっては言葉違いかもしれな…
>>続きを読む
冒頭に見る悪夢のシーンが凄い。
棺桶を乗せた馬車が街頭に引っかかって揺れると、軋む音が赤ん坊の泣き声みたいに聞こえる。この演出だけでベルイマンの異才ぶりに昇天👼
人生に対する鬱台詞満載。
白黒映…