学生の頃にテレビ放映で観た。ストーリーは覚えていないが、可憐なサーラと年老いたイサクが野いちごの庭に佇むシーンだけは鮮明に記憶に残っている。対照的な二人の構図には、それほどインパクトがあったのだろう…
>>続きを読む生きながら死んでいる。
人との繋がりがないわけではないのに孤独が彼を苛む。
誰からも必要とされていないんじゃないか。
誰にも愛されていないんじゃないか。
それは自分の過去の行いによって課せられた罰…
どこか地図を描くように、自分なりの映画遍歴を重ねながらベルイマンのいる場所に戻ってくると、やはり偉大な人だったんだなと思う。映像それ自身のもつ力や、その力を深く支えていただろう身体感覚において。
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今まで見たスウェーデン映画で一番面白かった
彼の人生を振り返っていく様、新たな若者との出会い、姪との打ち明け方、世話役の女性との掛け合い、すべてがリアルで、とってもよかった
大人になったらもう一…
「この孤独と死が
脈々と続いてしまう」
その不安と恐怖には覚えがあった。
だからこそ、この映画を観てよかったと思う。
イサク教授を通して見えてくるものは、圧倒的な孤独の力だ。孤独がいかに人間を蝕…
流石に面白かった。イングマール・ベイルマンの作品は初めて。
ギリシャ神話のようにかつての自分を想起させる出会いの連続、奇妙な夢(どうやってとってるの?)、荘厳な授与式。どれをとっても映像として見応え…
主人公の生い立ちやその時々の思いと、他人から向けられる思いと、社会的な評価がどれも違って、ひとりの人間なのにいくつものレイヤーとしてお話が進むのがおもしろかった。
男と女の関係性の在り方も、いろん…
針が取れた時計のように、孤独で冷たいしかばね、その生きながら死んでいる感覚がイサークの夢・内部世界をはみ出して「現在」の画面に侵食していく。知性と名誉を獲得しても、78年という年月で積み上げてきた罪…
>>続きを読むいつの時代も死は平等にやってくるし、後悔のない人はほとんどいないと思う
時々そういう事を認識させてくれる映画が見たくなる
本作はそのジャンル映画の中ではまだ優しい着地
今から思うとジェイケリーも…