主人公の生い立ちやその時々の思いと、他人から向けられる思いと、社会的な評価がどれも違って、ひとりの人間なのにいくつものレイヤーとしてお話が進むのがおもしろかった。
男と女の関係性の在り方も、いろん…
針が取れた時計のように、孤独で冷たいしかばね、その生きながら死んでいる感覚がイサークの夢・内部世界をはみ出して「現在」の画面に侵食していく。知性と名誉を獲得しても、78年という年月で積み上げてきた罪…
>>続きを読むいつの時代も死は平等にやってくるし、後悔のない人はほとんどいないと思う
時々そういう事を認識させてくれる映画が見たくなる
本作はそのジャンル映画の中ではまだ優しい着地
今から思うとジェイケリーも…
名誉博士号の授与式前に悪夢に魘されるようになった主人公が、人生の辛い時に逃げ込む先として確保していた昔の思い出の中でさえ自身の冷酷さを咎められるようになり、自分の人生とこれからについて考えを改めてい…
>>続きを読むベルイマンの映画なのに、難解な哲学映画というより、ひとりの老人の記憶の中を一緒に車で走っているような感覚が残った。
名誉博士号を授与されることになった老医師イーサク。几帳面で気難しい彼は、授与式の…
普段の人との繋がりについて、あるのに失くそうとするイサーク、ないのに縋ろうとする母。これが生きてるのに死んでると屍なのに生きてるの違いなのかな
全てを受け入れることが優しさではないのかもしれないね…
これからの人生で、繰り返し観たいと思う映画のひとつです。
主人公の老人イーサクは一見人当たりの良い紳士だけど、本当は気難しい性格。そのせいで自分自身も苦しんできたけど、周りの人たちも傷付けてきたこと…