熊は、いない/ノー・ベアーズの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『熊は、いない/ノー・ベアーズ』に投稿された感想・評価

hana
4.9

同監督『人生タクシー』同様、監督自身も直面しているイランの現状を描いているのが面白かったが、軽妙洒脱な『人生タクシー』とは違い、本作は芯の強い面白さでびっくりした。娯楽映画というわけではないのだと思…

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3.0

トルコの国境付近の村で映画撮影をする一団とそれをリモートで監督する訳ありのイラン人映画監督。迷信じみた村のしきたりや、国の法律の縛りから逃げ出そうとする人々。イランの名監督による作品らしいが正直今ひ…

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3.7
人種、宗教、環境、風習、習慣、しきたり
などをベースに、
人それぞれに真実があり、正義がある

だから難しい
3.6
プジョルDのドキュメンタリーを見ているような。日本人には馴染みの薄い国境の街の独特な緊張感。

イランの名監督、ジャファル・パナヒが厳しい状況下で撮ったドキュメンタリータッチのドラマ。
パナヒ監督は国境近くの村から、リモートで撮影の指示を助監督に出していた。
偽造パスポートで国を脱出しようとす…

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3.8
映画内映画の撮影と映画の撮影の違いがありつつどちらの撮影も良い。
キアロスタミの影響を強く感じつつももっと直接的な描写。
yuuuk
4.9
信仰や迷信によって社会が成り立つ一例。映画で語られていることが、イランのある村組織のみに収まらないことを考えさせられる。そのせいで好きな人と一緒に居られなくなったり、命が危うくなったりすることがある。
イラン。国の体制と狭い共同体での古い因習に驚く。こけおどしの熊など実在しない。男尊女卑で自由恋愛など望むべくもない。希望を叶えるためには亡命のみ。彼らを被写体に選んだ監督の勇気には感服。
4.0

とてもシビアな内容なんだと。
この監督やイランの内情をしっかりと予習する事でこの作品の意味合いがまた違うのかな。

ノンフィクション?フィクション??
混在してしまう。。

「熊は、いない」。
この…

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面白かった。
冒頭の長い長い長回しカットの心奪われた。画角が周到に計算されているのに、計算には見えない至極自然な絵が心地よいのに不穏でもあった。
映画監督が当局に禁止されている映画を撮っているという…

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