何てことのない別れのロードムービー。国の事情を理解したうえで見なくても、分かりやすく気づかせてくれる。
ただ車の中だけのシーンではなく、ある程度の変化を持たせて退屈しないようにつくられてはいるが、…
イランの友人に教えてもらってこの映画を見た。その友人と出会ったのは展示会場で、キャリーケースをモチーフにした立体作品を作っていた。あの時「私はこのキャリーで逃げてきたんです」って言っていたことを映画…
>>続きを読む悲しいです私はこの離散が
ショットの美しさと弟の可愛さ
音楽も長回しもキューブリックの引用もある。歌うし踊るしVFXも可愛いのが出てくる、、、パナヒの息子だけあって映画好きな人が撮ったのを感じるそ…
2025.20
親父さん味だけでなくキアロスタ味もして、イラン映画DNAがかなり濃ゆくてとても良い。んで新しさもある。夜空の星と一体化するような、トリップ的な映像を挿してくる辺りにイラン映画の新時…
キリスト教文化とイスラム教文化が移民労働者を通じて融合するなんて夢物語を信じる方がどうかしている。ちょっと景気が悪くなると....まったく逆のベクトルが働いて社会の雰囲気は移民排斥へと一気に傾いてい…
>>続きを読む映画を観ていると、生まれた場所で育ち、暮らし、生きるということが、いかに当たり前ではないかがよくわかる。そして、故郷を追われるということが、人生で起こりうる最も悲劇的なことであるということもだ。離れ…
>>続きを読む日本の配給会社のキャッチフレーズが的外れなのはいつものこととして、すぐれたヒューマン・コメディ映画だという感想です。家族もの、特に父子ものってあまり得意ではないのですが、これは見てよかった(おかあち…
>>続きを読むイランの映画
両親と息子2人が
愛犬と共に車で旅をしている
何処へ向かっているのか…
分からない
時々、休憩をはさみながらも
家族の中で
どことなくぎこちない空気感が
流れる…
そんな雰囲気…
©JP Film Production, 2021