あのような状況下で、家族を案じ、仲間と励まし合い、不安に苛まれるのはお国変われどで、人間の普遍を見た気がする。が、統制の厳しい中国で人々の抵抗が日本より激しいのも印象的。
でも本作、やはり中国では上…
政治的な要素が多い作品だね。もう完全に消失したものを再度取り出してみんなに見せるのがある意味で過去を考えるいい機会だと思う。
けどこれはあくまでもこの政策の影響の一部分なので、政策全体をどうやって評…
コロナ禍のロックダウンを描いた映画作品。アメリカの『ソング・バード』なら近未来SF作品に、日本の『フロントライン』なら感動ドラマ作品ですが、本作は巻き込まれ目線のモキュメンタリー作品となってます。巻…
>>続きを読む2019年当時であのMac Proが10年前のモデルなのかと驚きつつ、コロナが日本で確認されてから間も無く6年が経とうとしている事実。HDDに入っていた未完成の映画を完成させるために10年振りに当時…
>>続きを読む巧みな一本だな、と思わされた。「天安門、恋人たち」以来の最高傑作、という謳い文句もあながち嘘ではないかな。冒頭、2019年に10年前の自分達が初めて撮ろうとしながら予算が尽きた映画の素材をパソコンか…
>>続きを読む十年前の映画を完成しなかった作品の撮影を再開した矢先、コロナ禍でホテルから出られなくなってしまった映画クルーを中心に、一体当時の中国でどんなことが起きていたかを知る、といったテイストの作品でした。
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こんなに一瞬でホテルに隔離されて帰れなくなることってあるんだろうか。
たった一晩の出来事で転がり落ちていく感じが見入ってしまった。
多分実際にSNSに投稿された映像も入ってて現実感もあるし、でも春節…
映画の臨界点。
ショットは存在しない。
スマートフォンという機器はリュミエール的である。リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフは、撮影も上映もその機器1つでやってのけていた。つまり、フィルムを…
コロナ禍の時のこといろいろ思い出してしまいますね。「ソーシャルディスタンス」「緊急事態宣言」「ウィズコロナ」「濃厚接触」とかとか忘れかけていた単語が去来しましたが、見ながら思い出して一番ムカついてし…
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