あまりにも覚えがあることがありありと蘇った。
コロナ禍、何をするのも、何もしないのも不安だった。
私もどこで見てもらえるか定かではない作品を、仲間と、画面を通してだけのやり取りだけで作った。
数えき…
再起動
古いPCを立ち上げるところから始まる物語。
10年来の仲間とあの頃を回顧して、「今は立場も環境も変わった」と言いつつも、中国では公開できないであろう作品の時間を再び動かし始める。
そして対…
喜怒哀楽の緩急表現が好き。さらに映画で用いている曲は明るい曲暗い曲問わずかなり好みだった。
監督は喜びから悲しみに場面を持っていく時に暗くなるような音楽を使用して悲しみに移行する様を観客に伝えるよ…
10年前未完成だった映画を完成させようとキャスト・スタッフを集めるが、コロナ禍へ。
昔の素材が若々しい。頓挫した映画の素材ってもったいない。。
昔のキャスト・スタッフが集まるっていいですね。
後…
未完成だった映画が呼び起こされると、十年前の関係者たちがつぎつぎと同じ画面に現れはじめる。映画は十年という時間を苦にもせず、人々をつなぎとめておくのだ。
映画は空間や時間を超えた外の世界、フレームの…
2025(100)
試写会にて鑑賞。
すごくよくできたフェイクドキュメンタリーだと思う。
そうだった、コロナ禍ってまさにあんな感じだった。
コロナからもう5年ほど経過して、すっかり普通の暮らしに戻り…
あれだけの犠牲を出しながらもコロナに対する警戒感は希薄化の一途を辿りつつある。
本作ではあの時の緊張感を今一度思い起こさせてくれる。
観ることが苦しい人もいるだろうが忘れてはならない記憶を想起させる…
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