メタフィクションのようなモキュメンタリーのような、特異な位置を占める作品。
冒頭の劇中劇とパナヒの関係のワンシーンワンショットが示すように、本作は複数の階層で成り立っている。劇中劇はパナヒの視点ショ…
見終わったあとに、
映画だっけ?ドキュメンタリーだっけ?と少し混乱するような不思議な雰囲気のある映画だった。
そして、警告音が鳴る車に乗る監督の横顔と、その警告音のまま終わるラストが印象的だった。
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◎ イラン国内で自由に身動きが取れないという制限を逆手にとったような題材でこんなにも真に迫ってくるような映画を生み出すパナフィ監督には驚きを禁じ得ません。
確かにクマはいない。ただすぐそばで獲物を狙…
イラン政府に映画撮影を禁止されているパナヒ監督自身が主人公となり、国外にいる俳優、助監督へリモートで指示をしながら映画撮影を進めていく。監督がリモートで滞在している農村では、撮影した写真の中に問題が…
>>続きを読む冒頭、パナヒ監督がMacBook Proを使っていて興味深い。
Zoom会議や映画の編集などもあれでやっているのだろうし、我が家にあるMacBookとは比べ物にならないほど役に立ってる。
あと、ポケ…
本日、午後から吉祥寺で集まりがあり、せっかくなのでその前に鑑賞できる映画は無いかと検索して本作を見つけ。。。
先日観た「君は行く先を知らない」の監督のお父様の監督作品と知り興味を持ち、他に情報を入れ…
「熊が出る」「熊はいない」
イランとトルコ。ふたつの国の、ふたつのカップルを「写/映す」ことが問題となる。
それぞれが脱出を企てており、パナヒがカメラを向けてしまったことで問題となる。証拠として写真…
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