生後15ヶ月の娘を海辺に置き去りにし、殺人罪に問われた女性ロランス。彼女と裁判官のやりとりにモヤモヤし、さらにロランスの言葉とは一致しない証人たちの証言でさらに謎が深まる。終盤の弁護人の最終弁論にや…
>>続きを読む法廷での被告の証言、信用出来るのか出来ないのか
母とは何者か、という問いのようでもある
個人的に裁判長の女性がツボで
被告見る顔がむっちゃ「ちょっと何言ってるか分からない」って顔しててつい面白くな…
自分の妊娠を誰にも言えずにいるラマ。被告ラマンスに自分の姿を重ね、この妊娠に覚悟を決められずにいるラマ。フランスの裁判って本当にこの作品のような形で行われるんだろうか。
もし、フランス語に堪能ならき…
法廷劇っていうかほぼ裁判そのもの。傍聴しに来たわけじゃなくて映画を観に来たんだけどな…
2016年にフランスで実際に起きた事件がモデルだそう。
事件の真相と裁判の行方が主題ではないのは解るけど、ロ…
もはや、子を産んで子を育てて、ともに生きてる母親にしか分からないと思いました。法で裁かなければならないのだろうけど、
最終弁論の弁護士の言葉が良かった。
ロランスが質問をされて何度か分からないと発言…
サントメールとはフランスの地名のこと。
監督が実際に傍聴し、実際の裁判記録のセリフだそう。それでありながらフィクションとしている。ドキュメンタリーとフィクションの対話なのだそう。
呼吸で始まり呼吸…
【真実の行方】
自らの子を殺した母
ただの狂人と片付けるのは簡単だ
女性が命を宿り命を産む行為は
情緒や精神が崩壊してもおかしくない
論理や倫理を超越した
本能や神聖が見え隠れする
➖私たちは…
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