めぐりあう日の作品情報・感想・評価

めぐりあう日2015年製作の映画)

Je vous souhaite d'être follement aimée

上映日:2016年07月30日

製作国:

上映時間:104分

3.5

あらすじ

北フランスの港町ダンケルク。産みの親を知らずに育った理学療法士のエリザは、自身の出生を知るために、息子を連れてパリから引っ越して来た。だが、実母が匿名を望んでいるために、なかなか手がかりがつかめない。そんなある日、息子が通う学校で働く中年女性アネットが、患者としてエリザの療法室にやって来る。2人は、治療を繰り返すうちに、不思議な親密感を覚えるようになるが…。

「めぐりあう日」に投稿された感想・評価

yoshimin

yoshiminの感想・評価

3.3
実母を探しにパリからきた主人公の心情を表すような、静かでどこか寂しさがにじみ出てくるような街
匿名出産で、知りたくても知れないもどかしさ。だけど、結局子どもをきっかけに、繋がっていく。
見えない何かがきっとあるんだなぁ。。
Aya

Ayaの感想・評価

3.5
うわーなんつったらいいのか・・・複雑な話ながらそこまでま悲しい色合いにせず、母の心情を豊かに多角に描いたのウニー・ルコント、やるなぁ。

「冬の小鳥」もイ・チャンドンの力だけではなかったんだな、と思いました。

理学療法士(PTさん。リハビリ療法の中でも直接的に体に触ったり動かしたりしてある程度普通の状態を目指す仕事)に着く美人で妙齢のエリザ。
彼女は10歳の息子とうまくいってない夫のクラス中、幼い頃養子に出されたことから、実の両親を探し始める。

しかし至る公的機関も守秘義務により情報を得られない。

一方ワンパク盛りでふてくされた息子の通小学校の掃除のおばさんアネットは身体の痛みをエルザに診てもらっていた。

偶然息子の学校の職員であること知ったお互いだが実はネットにも人には言えない秘密があった・・・。

まぁ、感のいい人ならわかると思います。
ぶっちゃけエルザの気持ちもわかる!
自分は実の親に会いたいだけなのに、だーれもなーんにも教えてくれない!
「人生、ブラボー!」とは真逆だよねw

一方アネットは中年で体も不調だし、自身の体型や見た目に自信がなく独身。学校の子供達には「ブルドッグ」というあだ名をつけられる始末。
自身の治療にマッサージをしている最中のエルザにも「気持ち悪くない?」と問う。
エルザは自分の仕事だし、そんなことで女性の価値は測れない、と「気にするわけがない」と言う。

もしかしたらこの2人は友達になれたかもね・・・。

事が動き出してからが結構大変だったくない?!
アレですよねー「親も社会の一部だったんだ」問題ですよねー!

なまじっか、養子に出されたから本当の親に夢見てしまうエルザの気持ちもわかるし、やっとわかった親からしてもとても複雑・・・自分だって会いに来てくれた娘に、一度は手放したものの、仕方がなかった、今は良い人間だというところを見せたいと思います。

そうはいかないのが人生。
もちろん、会ってみたら超良い親!だった!ってこともあると思います。
なんかフランスが舞台なんですけど、カトリックが支配していたアイルランドの時代みたい・・・。

でも終わりはハートフルといっても良いほど平和。
人には差こそあれ時間が癒してくれる事があります。
すね

すねの感想・評価

3.8
『冬の小鳥』から6年、 待望の長編第二作ということで、待ってました!待っていたよ。そんな気持ちで観たよ。

『冬の小鳥』が大好きすぎるんだけど、同じ「養子」をテーマにした本作もまたまたよかったよ。

この監督これから撮る作品も間違いないんじゃないかな。たぶんね、これからもいいもの撮ってくれるはず。
わたし、期待してる。

9歳で韓国の養護施設から養子としてフランスに渡った自身の体験に基づく『冬の小鳥』
第2作『めぐりあう日』親に捨てられた娘が実母を探す物語り。

はい。
第3作期待してます。

号泣マジ泣けるってほどではないのにウルッとグッと、肌に触れるあの感触がさ、心がさ、心がわかるもんなんだよ。

現実って結構こういうもんなんだよな。せーかいーはひーろいーだと思っていた歌詞、本当はせーかいーはせーまいーなんだよね。
本当にそうなんだよね。
せまいんだよ世界ってのは。
複雑な人間関係をどんだけ丁寧に描くんだよ!

寒い日に窓に息を吹きかけてゆっくりと白くなっていく感じ。
海

海の感想・評価

-
とても静かで、雨のように優しい

からだにふれていく手が美しくて、
触れることや 抱きしめてもらうこと 手を握ることたちは 時に、言葉よりもたしかにほんとうのことばかりを伝える

めぐりあう日
その日まで
愛を待ちながら 誰もが生き続ける
悲しみや 寂しさ 後悔や罪を、感じながら、ほんとうはただその愛に、どうにか寄り添って生きていたいだけ

戻るべき場所、帰るべき腕の中
どんなに遠回りしても、めぐりあうそのひとは たった一人だけ


主演の女優さんがケイト様にちょっと似ててすごく綺麗だった。
ひとの肌や、ちいさなところが丁寧で
それから自転車のシーンは「少年と自転車」を思い出す
海のシーンは大好きだ

「冬の小鳥」の監督さんの映画だときょう初めて知った。「冬の小鳥」を、また観たくなった。

2017/10/22
Haruka

Harukaの感想・評価

3.6
実母を探す娘、母は匿名。
2人の距離がだんだん縮まっていく互いの心境が良かった。場所がダンケルクなのも寂れた海でいい感じ。
エリザが理学療法士でアネットが治療されるシーンはかなりグッとくる。さすって肌と肌が触れ合い、抱きしめるように動かしたり揺らしたり…。この映画の中で理学療法のスキンシップは重要だと思った。
会ったり喋ったりするコミュニケーションは当たり前だけど、触れる、触れてもらうことはとても大切だ。
なんとなく私も、母にもっと触れたいと思った。
2016年12月13日、下高井戸シネマにて鑑賞。 

『冬の小鳥』で自らの幼年期を描いたウニー・ルコント監督だが、あの作品と同様、見応えのある素晴らしい映画だった。 

今回は、フランス人女性(セリーヌ・サラット)が母親を探すのだが、これが実に丹念に描かれていて、見事。 

なかなかの佳作を公開年(今年=2016年)に観られて良かった。
感想川柳「真実を 求めてたのに ささくれ立つ」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

生みの親が誰かわからない理学療法士のエリザは、自分の出生について調べようと息子と一緒に北フランスのダンケルクに移り住む。しかし、実母は匿名を望んでいた。ある日、息子が通う学校に勤務しているアネットが、エリザの療法室を訪れる。治療を重ねるにつれて、二人は不思議な親密感を覚え……というお話。


なんだかものすごい静かなんですけど、めっちゃざわざわしますね。( ; ゜Д゜)養子でも女でも母親でもない自分には遠い話のはずなのに、なんか揺さぶられる。ただ主人公の行動には理解できない所もあるけど。f(^_^;

日本では認められていない匿名出産。前に観た「人生ブラボー」にちょっと近い。笑いの要素は無いけど。(*_*)子供を「叱る」って難しいね。( ´△`)

自分も人に触れる仕事なので、なんかシンパシーを感じる部分がありました。(゜ρ゜)
カツマ

カツマの感想・評価

3.9
フランス映画界の新たなる才能ウニー・ルコント監督の長編第2作。韓国からフランスへと孤児に出された監督自身の人生が投影された作品で、登場人物の心の機微に非常にパーソナルな一面を感じさせる。養子に出された主人公が、実母を探すために生まれ故郷のダンケルクへと渡る。何故彼女がそこまで実母を探すことに拘ったのかは、最後のシーンのさりげない言葉に集約される。原題は『あなたが狂おしいほどに愛されることを私は願っている』。それは親から子へと受け継がれる愛の物語。

理学療法士のエリザは幼い頃に養子に出され、実母が誰なのかは分からないままに大人になった。実母を探すため彼女は息子のノエを連れ、生まれ故郷のダンケルクへと移住する。そこでも有益な情報は掴めないままだったが、ある日エリザの診療所にノエの学校職員でもあるアネットが患者としてやってくる。アネットは何故か息子のノエを気にかけ、またエリザにも何かと好意的だ。次第にアネットはエリザが自分がかつて産んだ娘だと気付きはじめることになるのだが・・。

ダンケルクという港町の風景そのままにこの物語はとても静かで、ピアノの音色のように静寂に紛れ込む。少しずつお互いの存在に気付いていく母子の感情の変化を丁寧に掬い取り、温もり溢れるラストシーンを用意してくれた。水色の景色がいつまでも優しい余韻となって残る作品。静かなる感動ドラマを好む人におすすめです。
JackButler

JackButlerの感想・評価

4.0
養子として育ち、実の母親を探すため息子と共にパリから港町ダンケルクに移住する主人公エリザ。

旦那も自分もフランス人のはずなのに、なぜかアラブ系の顔つきをしている息子。

自らの出生を知るため、そしてアイデンティティを求めて彷徨う主人公と家族の葛藤が静かに描かれている良い作品でした。
Hiro

Hiroの感想・評価

3.6
静かな作品で、個人的には好きでした。
エリザ役の女優さんの演技が良かった。
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