めぐりあう日の作品情報・感想・評価

めぐりあう日2015年製作の映画)

Je vous souhaite d'être follement aimée

上映日:2016年07月30日

製作国:

上映時間:104分

3.5

あらすじ

北フランスの港町ダンケルク。産みの親を知らずに育った理学療法士のエリザは、自身の出生を知るために、息子を連れてパリから引っ越して来た。だが、実母が匿名を望んでいるために、なかなか手がかりがつかめない。そんなある日、息子が通う学校で働く中年女性アネットが、患者としてエリザの療法室にやって来る。2人は、治療を繰り返すうちに、不思議な親密感を覚えるようになるが…。

「めぐりあう日」に投稿された感想・評価

海

海の感想・評価

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とても静かで、雨のように優しい

からだにふれていく手が美しくて、
触れることや 抱きしめてもらうこと 手を握ることたちは 時に、言葉よりもたしかにほんとうのことばかりを伝える

めぐりあう日
その日まで
愛を待ちながら 誰もが生き続ける
悲しみや 寂しさ 後悔や罪を、感じながら、ほんとうはただその愛に、どうにか寄り添って生きていたいだけ

戻るべき場所、帰るべき腕の中
どんなに遠回りしても、めぐりあうそのひとは たった一人だけ


主演の女優さんがケイト様にちょっと似ててすごく綺麗だった。
ひとの肌や、ちいさなところが丁寧で
それから自転車のシーンは「少年と自転車」を思い出す
海のシーンは大好きだ

「冬の小鳥」の監督さんの映画だときょう初めて知った。「冬の小鳥」を、また観たくなった。

2017/10/22
Haruka

Harukaの感想・評価

3.6
実母を探す娘、母は匿名。
2人の距離がだんだん縮まっていく互いの心境が良かった。場所がダンケルクなのも寂れた海でいい感じ。
エリザが理学療法士でアネットが治療されるシーンはかなりグッとくる。さすって肌と肌が触れ合い、抱きしめるように動かしたり揺らしたり…。この映画の中で理学療法のスキンシップは重要だと思った。
会ったり喋ったりするコミュニケーションは当たり前だけど、触れる、触れてもらうことはとても大切だ。
なんとなく私も、母にもっと触れたいと思った。
2016年12月13日、下高井戸シネマにて鑑賞。 

『冬の小鳥』で自らの幼年期を描いたウニー・ルコント監督だが、あの作品と同様、見応えのある素晴らしい映画だった。 

今回は、フランス人女性(セリーヌ・サラット)が母親を探すのだが、これが実に丹念に描かれていて、見事。 

なかなかの佳作を公開年(今年=2016年)に観られて良かった。
感想川柳「真実を 求めてたのに ささくれ立つ」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

生みの親が誰かわからない理学療法士のエリザは、自分の出生について調べようと息子と一緒に北フランスのダンケルクに移り住む。しかし、実母は匿名を望んでいた。ある日、息子が通う学校に勤務しているアネットが、エリザの療法室を訪れる。治療を重ねるにつれて、二人は不思議な親密感を覚え……というお話。


なんだかものすごい静かなんですけど、めっちゃざわざわしますね。( ; ゜Д゜)養子でも女でも母親でもない自分には遠い話のはずなのに、なんか揺さぶられる。ただ主人公の行動には理解できない所もあるけど。f(^_^;

日本では認められていない匿名出産。前に観た「人生ブラボー」にちょっと近い。笑いの要素は無いけど。(*_*)子供を「叱る」って難しいね。( ´△`)

自分も人に触れる仕事なので、なんかシンパシーを感じる部分がありました。(゜ρ゜)
カツマ

カツマの感想・評価

3.9
フランス映画界の新たなる才能ウニー・ルコント監督の長編第2作。韓国からフランスへと孤児に出された監督自身の人生が投影された作品で、登場人物の心の機微に非常にパーソナルな一面を感じさせる。養子に出された主人公が、実母を探すために生まれ故郷のダンケルクへと渡る。何故彼女がそこまで実母を探すことに拘ったのかは、最後のシーンのさりげない言葉に集約される。原題は『あなたが狂おしいほどに愛されることを私は願っている』。それは親から子へと受け継がれる愛の物語。

理学療法士のエリザは幼い頃に養子に出され、実母が誰なのかは分からないままに大人になった。実母を探すため彼女は息子のノエを連れ、生まれ故郷のダンケルクへと移住する。そこでも有益な情報は掴めないままだったが、ある日エリザの診療所にノエの学校職員でもあるアネットが患者としてやってくる。アネットは何故か息子のノエを気にかけ、またエリザにも何かと好意的だ。次第にアネットはエリザが自分がかつて産んだ娘だと気付きはじめることになるのだが・・。

ダンケルクという港町の風景そのままにこの物語はとても静かで、ピアノの音色のように静寂に紛れ込む。少しずつお互いの存在に気付いていく母子の感情の変化を丁寧に掬い取り、温もり溢れるラストシーンを用意してくれた。水色の景色がいつまでも優しい余韻となって残る作品。静かなる感動ドラマを好む人におすすめです。
JackButler

JackButlerの感想・評価

4.0
養子として育ち、実の母親を探すため息子と共にパリから港町ダンケルクに移住する主人公エリザ。

旦那も自分もフランス人のはずなのに、なぜかアラブ系の顔つきをしている息子。

自らの出生を知るため、そしてアイデンティティを求めて彷徨う主人公と家族の葛藤が静かに描かれている良い作品でした。
Hiro

Hiroの感想・評価

3.6
静かな作品で、個人的には好きでした。
エリザ役の女優さんの演技が良かった。
Vega

Vegaの感想・評価

3.8
前作の『冬の小鳥』同様に養子縁組を扱っている。
ウニー・ルコント監督自身が9歳で養子としてフランスに渡った経験があり、次作も三部作の最終作として同テーマで準備中とのこと。

エリザは見るからに白人であるが、彼女の息子に流れる他の人種の血を感じながら、自らの出自を想像し、出生にまつわる父と母のものがたりをずっと知りたいと願っていたのだろうな。

冬の小鳥が親を求める子の目線であったのに対し、本作は親子、家族、広く人と人との関わりを描いているように思う。

大げさな感情表現は無い。人々のこころの葛藤が伝わる良い映画。


ブルトンの「狂気の愛」の一節が引用されていた。
comiki

comikiの感想・評価

3.4
ゆっくりと静かで、自分のお母さんを探しに旅に出る映画です。ジワジワ〜と、伝わってくる繊細な表現に癒されました。
Miyuu

Miyuuの感想・評価

3.8
子供は親が愛し合ったから出来るなんて建前でそうじゃないことのほうがおおいのかな。
愛しあって出来ても愛し合って出来なくても出来た子供はどちらかには似るわけで。

実の親が違うこともたくさんの理由があるわけで。自分の子供はせめてそういう思いをさせたくないと思う今日このごろ。
そして私をこの作品のようにさせなかった自分の両親にも心からの感謝を思った作品だった。
愛し合って出来て育てられた私は普通じゃなくとてもラッキーだったんだなと。ふと思った。
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