この映画について語るのはとても苦しい。この映画に引っかかる人は、結婚したら当然赤ちゃんを産む、というようなぼんやりした図を抱いてはいないだろう。出産とは絶てない絆の再生産、またはキャリアを失う不安、…
>>続きを読む国家や司法、構造的権力に対峙した、否しなければならなった人。彼女は女性であり、母親であり、セネガル人移民であった。
映画は訴える、そして司法は辿る、なぜ、彼女が裁判にかけられることになったか。そして…
ギリシャ神話のメデイアを題材にして、社会の周縁に置かれた女性の子殺しについて卒論を書いたので、思うところがあり過ぎてボロボロに泣いてしまった。傑作です。黒人女性の子殺し、っていう点では多分トニ・モリ…
>>続きを読む@ Genesis
これは、、正直に何を言ったらいいか分からない、、下手なことを言えない、、と思ったな。
監督が実際に傍聴した裁判を追体験させるかのように一定の距離を置いて法廷で語る彼女を映し出…
2022年ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(審査員グランプリ)、新人監督賞など三冠
2022年トロント国際映画祭 出品
2023年セザール賞 脚本賞、有望女優賞など4部門ノミネート
2023年アカデミ…
寡黙な映画ほど慎重に言葉を選びたくなり、まさしくこの映画は「下手なこと言えない」と姿勢を正して打ち込んでいる。
映画館を出る際、同回で見ていた女性が咽び泣いているのを見て、「私は一体どんなバケモノ映…
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