衒いなく置かれるカメラは気付けば見ているこちらまで撮り始める。映画の外側に隠れていることは出来ないのだ———飯岡幸子(撮影監督/『偶然と想像』)
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裁くのではな…
実際にあった事件の法廷ものということで、サスペンス映画かと思って見始めたが、全く違うヒューマンドラマ。
ドキュメンタリー映画監督のアリス・ディオップさんが、実際に傍聴した裁判をかなり忠実に再現し、自…
私たち女は怯えている。
人生は別の女が残した隘路をなぞる道しかないことを。
そしてさびしくも思い、安堵もする。
そこに完璧な模倣の道はないのだということに。
ふとすれ違っただけの他人に己を見る。
…
法廷劇であり、母と娘の話であり、フランスに住む知識層のアフリカ系女性の生きづらさの話だった。
フランスに多く住むアフリカにルーツを持つ人たちのことは、その歴史と現在のこと、もっと勉強したい。
日本に…
パリに住むアフリカ系女性ラマ(カイジ・カガメ)は作家として売り出し中で、取材のためにサントメールの裁判の傍聴に参加する。それはセネガルから留学中の女性ロランス(グスラジ・マランダ)が人知れずパートナ…
>>続きを読む-------私のスコア基準-------
★5 : 最高!人生に影響を与えるレベル。
★4 : 文句なしに面白い、考えさせられ、なんども見たくなる。
★3 : まあまあ面白いが微妙なところもある。…
フランスのサントメールで作家をやっているラマがとある娘を見殺しにした母親ロランスの裁判を傍聴し、次第に妊娠した自分とロランスの境遇を重ねてしまう映画
全体的にほぼ法廷でのやり取りに集中するが、非常に…
いわゆる会話劇は好きではないのですが
引き込まれて視聴
しかし犯行に至ったまでの経緯や情動など
背景を聞くにつれ、私には理解し難いと感じた
そしてあの微笑みの意味はなんだろうか
ラストのニーナシモン…
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