顔を捨てた男の作品情報・感想・評価

［ A Different Man / 顔を捨てた男 ］

自分の為にそれを捨てた
生まれ変わった人生
正に喜劇

でも必要とされたのは以前あったモノ？
いや捨てるモノを間違えたのか
こんな悲劇あ…

• #顔
• #外見至高主義
• #ルッキズム
• #特殊メイク
• #SFX
• #神経線維腫症1型
• #テルマエ・レビューvol.25

英語タイトルがすごくしっくりくる内容。容姿と内面に焦点があたったストーリーなのは理解した上で、ラストシーンはガイが不憫で仕方ない。オズワルドが前向きだとか、ガイが卑屈すぎる以前に、イカれた男女に振り…

顔中に腫瘍が出来て
歪な顔相のエドワードは
NYのアパートメントで
おどおどと自信なげなやもめ暮らし
隣室に越してきた美女と交流し
密かに思いを寄せるも
その容貌ゆえに恋愛成就は叶わぬ夢
かと思われ…

自分の人生を変えるために顔を変え、実際に人生が好転したように見えたエドワードが、昔の自分の顔に似た人間と出会う話。

エドワードの目の前に突然オズワルドが現れ、あれよあれよとエドワードの身の回りで人…

『顔を捨てた男』鑑賞。奇形人物の扱いは『エレファントマン』、そして人生を奪われるプロットは『嗤う分身』に通じるものがある、が、いずれの作品にも至っていない作品だと感じた。
演劇界で何者かになれないの…

極端に変形した顔を持つ俳優志望のエドワード。彼はその顔のせいで生きづらさを感じていた。電車に乗れば好奇な目に晒されているように感じ、なりきり銅像の前を通っても相手にされない。人生が上手くいかない理由…

童貞を研究しているピーター博士が言っていた理論に、ちょっと似てるなと思いました。

子どもの頃、異性が困っている状況に出くわした時、「自分が言ったら気持ち悪いと思われるだろうな」と思い助けることが出…

割と好きなタイプの不条理劇だったし、終わり方も好き。

〇治療によってビビリで陰キャな”エドワード”の顔を捨てたガイ(ハンサム)
↑私も容姿にコンプレックスあったから、全てにおいて消極的な感じは共感…

終わり方が途轍もなく良かった。
結局、顔が変わっても周りの反応は変わってなくて。
後半の畳み掛けるようなスピード感は本当に良かった。
エドワードがオズワルドを刺さなかったのは、動かなくなった身体、違…

現代版エレファントマンならぬディフェレントマン。
美醜に狂わされる主人公という意味ではサブスタンスと通づるところがある。
といっても先天性の病気と老化ではまた違うし、男女での扱われ方の差も大きく一様…