長回しが冗長過ぎたり、セリフがかなり聞き取りづらかったりするが、逆にテンポ良くハキハキやられるとこの映画全体の雰囲気が損なわれるので評価が難しい。
切実さがダイレクトに伝わるが、トータルで考えると好…
忘れられない表情が多くあった。最後、神埼が向かっていた先に待っていたのはきっと死ではなかっただろうが、山本に押し倒されて雪道を戻る横顔には、それまで彼の抱えていた絶望や、行きずりの逃避行に対する訣別…
>>続きを読む今年はこれが観れたからもういいや…
って思えるくらいぶっ刺さる映画だった。
映像もカメラワークも音も展開も
見づらくてしょうがない。
ただ、そんな事はどうでもよくて
この映画に込めた想いみたいなも…
※大ネタバレなので、鑑賞後に見てください。
カサヴェテスやダルデンヌに倣って、かは知らないが、やたらとカメラが被写体に近い。明らかにそこにカメラをもった人間が存在している。本作でカメラは、こちら(…
1カットが長いけど、セリフがほとんど無い。じっくり考えながら観た。
何もかもがイヤになって、生きてて意味なんてあるのか。
さっきまで他人だった人に、とある場所まで連れて行ってもらうんだけど。
悪い人…
自分が自分から離れなければ、自分を見捨てなければ生きていける。
あんなに役者と近かったカメラが遠く離れ、意図的にカメラマンの足音も聞こえている。自分であるはずなのに、そこから自分が失われたとき、ちゃ…
2023/05/28鑑賞。
私には合わなかった。
こういう何から何まで機微を考えながら観る映画は苦手なのかもしれない。
私にとってはレベルが高い。
そのためか長回しの画がどれもこれも冗長に感じて…
★2人の人物が聞き取れるギリギリの日常会話をしながら不安になる映像がずーっと続く、けれど目が離せないという斬新な作品
★“劇的な展開”や“名台詞”で溢れる映像作品の中でもかなり異色なので、それらを…
森の中に向かうのを、車で行手を塞いだ。
それを何事もなかったかのように、無視して進んでいった。
何故か分からないけど、観ている自分には、その介入が精一杯の行為だと思い、あんな形で介入してくるとは考…
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