全身小説家に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『全身小説家』に投稿された感想・評価

原一男による小説家・井上光晴の晩年を追ったドキュメンタリー映画。面白すぎる。
前半は、井上光晴のバイタリティがすごい。旺盛な執筆活動はむろん、講演会、文学伝習場での弟子との議論、その後の打ち上げ、ま…

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Masa
4.5
こんな題材に巡りや会うこと自体映画の神様に愛されている
井上光晴の虚構にこそ救われる想いや見え隠れするしょうもなさが凄く面白かった
ちゃんと書いた作品もこれから読んでいこう
K0RE
4.1

井上光晴の人生って実は嘘っぱちでした〜!っていう暴露系かと思っていたが、思ったよりも闘病生活や作家の内面に踏み込んでいく作品だった。前半の井上光晴を絶賛する様な構成から、後半の嘘がどんどん露呈してい…

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BS28ch
5.0

この作品は前の「ゆきゆきて、神軍」からの流れがあり、世代的にも批評が四方八方から飛び交った。俺は好き。現在の原監督を追うために、DVD借りてそして特典も観ちゃいましょう。嗚呼、新宿TSUTAYAが復…

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かつて怪獣老人をフィクションという地獄に堕とした原一男とフィクション老人井上光晴の激アツな戦いと共闘。
人がほしい言葉を掛けてくれる善良な嘘つきという興味深すぎる人物が実在していたというのがもうすでに面白い
4.3

ウソのつきすぎで何が何だか分からなくなっちゃった小説家、井上光晴。その虚飾に塗れた人生を原一男がしつこくカメラで追い回す異色のドキュメンタリー作品。

ぼくが中学生のときに初めてVHSで観た原一男作…

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寂聴さん繋がりで。原一男監督による作家井上光晴のドキュメンタリー。

謎の演芸から着流しの正月の宴会と、なかなか異世界じみた光景を見せられる。たったと言って良いのか、たった30数年前。

親友、埴谷…

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見事なタイトルだと思う。
嘘をつかなければ生きられなかったからこそ、創作のための創作ではなく、生きるための創作家として小説家になった人物のまさにドキュメンタリー。
long
5.0

虚構
全身小説家の意味
本当の小説家
フィクションはリアリティ
選択した時点でフィクション
生きたい、少しでも生きたい
いつも死にたいと言っている私の命をあげたい
先生は本当のことを教えてくれない

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