監督は井上氏の嘘を知って取材対象に選んだんだろうか。そうだとしたら結構いじわるな方なんだな、と思った。まあ井上氏の妹さんや幼い頃の友人は知ってて受け入れてる風だったので、それも込みで愛されている人だ…
>>続きを読むしょうもない、凡庸以下の老人の話に終始する映画だった。
出自の恥ずかしさから嘘をつき、ついに引っ込みのつかなくなったしょうもないおじさんの話が2時間半続く。
歓談シーンの節々に、プライドを捨てきれ…
人生すらもフィクションにしてしまう…なんて言い方はさすがにロマンチックすぎるが、そういう生き方をした小説家の話。
『ビッグフィッシュ』のドキュメンタリー版とでもいうか。別に嘘つきクリエイターという意…
うーん……
不思議な面白さ。
ドキュメンタリーなんだけど
高名な小説家の生い立ちが、
実は虚構だったっていう……
ただ、正直、
"贅沢な個人的好み"
としては、
もっと虚実皮膜でも良かったな…
なんというか、初っ端から生々しくて、途中でもう胸焼けしてしまった
なぜあんなに中年や高齢の女性たちが井上に恋焦がれているのか、彼の魅力は分からなかったけど、女性たちの恋してる表情や語りぶりも生々し…
公開時に見たけれどGYAOにて再見。
金子光晴はエネルギッシュでバイタリティーに富み、虚言で人生を脚色し補強することで自分を更に魅力的にしているが現在だと炎上しそうな手法だ。
生徒に対しても飴と鞭…
「作家は嘘を吐く」って物言いは世間に背を向けているようで、無頼を気取っているようで、なんとなくかっこよく響く。小説家本人が言うのなら尚更だ。そんな「全身小説家」たる井上光晴に女は憧れ弟子は集う。
し…
疾走プロダクション