瀬戸内寂聴氏の訃報を受けて、というフォロイーさんのレビューから鑑賞。
この作品の存在は知っていたが、恥ずかしながら、井上光晴の作品は未読。昔、瀬戸内晴美名義の「花芯」は読んだかな。
秀でた才能を持…
監督は井上氏の嘘を知って取材対象に選んだんだろうか。そうだとしたら結構いじわるな方なんだな、と思った。まあ井上氏の妹さんや幼い頃の友人は知ってて受け入れてる風だったので、それも込みで愛されている人だ…
>>続きを読む井上光晴の人生って実は嘘っぱちでした〜!っていう暴露系かと思っていたが、思ったよりも闘病生活や作家の内面に踏み込んでいく作品だった。前半の井上光晴を絶賛する様な構成から、後半の嘘がどんどん露呈してい…
>>続きを読むしょうもない、凡庸以下の老人の話に終始する映画だった。
出自の恥ずかしさから嘘をつき、ついに引っ込みのつかなくなったしょうもないおじさんの話が2時間半続く。
歓談シーンの節々に、プライドを捨てきれ…
井上光晴とは一体何者だったのかという虚しさが残る。。人生は語れば必ずフィクションになってしまう。小説もドキュメンタリーも、全ては虚構である。他人事のように観ていましたが、よく考えたら自分事でもあるよ…
>>続きを読むゆきゆきて、神軍に続き2作目の原一男作品。
まだ2作しか見てないけど、この方は本当に映画向きの人を見つけてくるのが上手いなと思う、、!
観察しがいのある人というか。
経歴から何まで全部嘘にまみれて…
話が進むにつれて、虚構と現実が入り混ざっていき、全身小説家というタイトルの深さに圧倒された。
井上光晴の人柄は非常に多面的で、なぜあんなにも女性からモテるのか、徐々に理解することが出来た。
危うさが…
この作品は前の「ゆきゆきて、神軍」からの流れがあり、世代的にも批評が四方八方から飛び交った。俺は好き。現在の原監督を追うために、DVD借りてそして特典も観ちゃいましょう。嗚呼、新宿TSUTAYAが復…
>>続きを読む疾走プロダクション