ヒトラーのための虐殺会議の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ヒトラーのための虐殺会議』に投稿された感想・評価

教えてもらいながら見ました。
いわゆる戦争的な大迫力のシーンは一つもないのに、あまりにも惨い会議で、映画としてすごく面白かった。
個人的に、人々がもっと感情を削ぎ落とし論理的になれば世界は平和になると思っているが、その世界の前提条件が狂っているといくら論理的に冷静に議論を重ねても無駄なのだ
カスみたいな会議でカスみたいな出席者によってカスみたいな結論が得られるというところに共感性があった
3.6

〝ナポレオンの偏愛〟を描いた物語。なので、史実が飛んだり、偏ったシーンが多かったり、登場人物もごく限られた作品でした。

ナポレオンとジョゼフィーヌの出会いから始まり、二人の夫婦生活や夫婦喧嘩を繰り…

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い
4.0

とりあえず会話劇として観ると、「軍人」「役人」「法律家」の違いが分かりやすい。ドイツ語は分からないけど演技の違いが凄い。BGMも無しで淡々とした会議の割に飽きないのは内容の重さもあるが、こういった部…

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金野
3.5
前提知識がないと難しかったが、本当に淡々と進んでいってゾッとした
「平和が一番ですから」
どの口が言うねん!!!!!!!となりました。

「映像の世紀バタフライエフェクト「ナチ親衛隊 狂気の実行者」」で見た話がたくさんで「映像の世紀で見たやつ!」をした。

BGM無しでも、ここまで全く退屈させない会話劇は流石だなと思いました。
「議事録は会議前に作れる」というのは、こういうことを指すのかというほど、主催側が「仕事」のできる人達で恐ろしくなる。
議論の対…

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4.0

恐ろしい作品だった、色々な意味で

・あのagendaが「正しいこと」と前提された状態で進行していくこと
 (誤用されてない「確信犯」という言葉)
 或いは、誰も反論すら許されない世相なのか。。。

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mem
3.5

静かで穏やかな森の中、立派なお屋敷で優雅に開かれる会議。命は数字で測られ、アイデンティティは宗教で区別され、そこに個人はいない。なんて冷静で冷徹な空間だろう。顔の見えない相手はただの塊にしか見えない…

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